2008年12月30日火曜日
244 新馬場 - 焼酎楽園 菜花 ☆☆☆☆☆
一番高い焼酎で500円である。しかも90ミリ。「儲けは考えてないからねー」と立川談志似の気さくなマスターも魅力の一つ。どっちみちドイツで無理だが、もう少し近くに住んでいたら・・と思うばかりである。
基本的に無休。日曜日もやってるのは超嬉しい。
243 品川 - Ushio ☆☆★★★
しかしコインにしている利点がまったく見えてこない。実際他のお客さんは普通に口頭で注文しているし。置いたはずの鉄火巻きのコインに気づかずにずーっとほったらかしになったのでさりげなく戻しておいた。
立ち食い寿司はいまだハズレしか引いていない私。てか当たりはあるのか?
2008年12月28日日曜日
242 新宿御苑 - 輪 Standing Bar WA! ☆☆☆★★
数が多いとは言え、食指の動く店は少なく、ここも歩いていて偶然見つけた店。角打ちなので無条件に入店。200〜300円でいろんな酒が飲める。決して悪くない。ただ地理的に来にくいのがネックかな。
トイレはあるのかどうか不明。
241 赤羽 - 立ち呑み処 三代目順貴 ☆☆☆☆★
ここもそう。なんとなく、普段は通らない横丁を入ってみたら出来ていた。カウンターだけの店で、店構えだけだと立ち飲みかわからない、神田「あわどり」みたいな感じ。いかにも初心者なように見えたのか、いかにも美人なママがお店のシステム(といってもキャッシュオンなだけ)を説明してくれた。アテはだいたい300円が限界で、手作りなのでおいしそう。
我々も今日は先が長いので次へ。あ、トイレは最新式でとっても綺麗。
2008年12月27日土曜日
240 湯島 - KADOYA ☆☆☆★★
角屋という名前からも分かるかもしれないが、サントリー角瓶のハイボールがメインなお店。入り口付近がスタンディングコーナーということで、立ち飲める。カウンターの高さに合っていない椅子があるけど、もはやこれは荷物置き。スタンディングだとチャージなし。
期待していたほどではなかったけど、角瓶党の我が父が通っていそうでちょっと興味深い。
2008年12月26日金曜日
239 神田 - Tail's ALE HOUSE ☆☆☆★★
まいったな、ほぼ書く事が思いつかん。この店を出た後、どうやって家まで帰って来れたのかは自分でもよく分かっていない。マスターが神田ブラッセルの元店長さんだとか。
238 神田 - あたりめ ☆☆☆★★
カウンターのお姉さんがなかなか気さくで面白い。置いてあった韓国海苔を食べていたら「あーそれ百円!」と言われた。何も値札もなく置いてあるだけだったのでサービスかと思ったんだが。
そろそろ記憶がヤバい。
淡路町 - けむり ☆☆☆★★
一階部分は立ち飲みと聞いていたのだが、椅子がしっかり入っている。なので軒数にカウントしないが、紹介ということで。
料理も酒もしっかり高い。クリスマスなのでカップルもちらほら。来るなら座りとしっかり割り切って来るしかないな。でもフロアの男の人はなんだか執事のような丁寧なイメージ。
237 神田 - ファイト酒場 ☆☆★★★
内装は「100 Dining」を左右反転させたような感じ。つまみも酒も大体300円均一。
帰り際の「ファイト!」は辞めた方がいい。リピーターになる気が失せる。
236 神田 - Bar break ☆☆☆★★
せめて神田で働いている間にオープンしていたら、もうちょっと顔を出せたかもしれないな。まぁ、正直あまりピンとこない店だけど。
235 五反田 - 呑ん気 ☆☆☆☆★
アテはだいたい220円で、飲み物は300円程度。料理はおっちゃんが目の前で作っていて、安心できる。さくら水産の数倍上を行く、辛こんにゃくをアテにレモンサワー。今日は先が長いからジャブは軽めにね。
こういう店ってでも好きだなー。ちょっと店内が汚いのがアレかもしれないが。10分くらいであっという間に地元のおじさん衆に占領されてしまった。
常連のあいさつに、御茶ノ水へ。
234 五反田 - ホルモン酒樓 ☆☆☆☆★
二階建ての建物で、一階は立ち。カウンター以外は椅子があるけど、カウンターはしっかり立ち。店名からちょっと想像できるかもしれないが、中華系のアテが中心。400円程度からあって、量も味もまずます。夕食を兼ねて、ミニチャーハンと青菜の炒め物。ちょっと脂っこい。
二杯飲んで腹もふくれ、次へ。
2008年12月25日木曜日
233 Japan 柏 - Bar PILAR ☆☆☆☆★
柏という街は、立ち飲みの観点からして不毛の地で、満足のゆく立ち飲み屋がないのである。なので大した期待も抱いていなかったのだが、ここは割といい。内装はまっすぐなカウンターが一本走っていて、広さやかかっている音楽、ワンコインのCDという点からして、千住の「南蛮渡来」を彷彿とさせる造り。今まで柏にはなかったパターンの店かもしれない。
一方で短所も南蛮と同じで、常連のコミュニティはやはり存在する。バーキーパーの方が適度に話を振ってくれるけども、1人で静かにあおりたい酒もある。立ち飲みって本来そういうところじゃなかったっけ。
2008年12月15日月曜日
232 Düsseldorf Kronprinzenstr. - Südstern
もともとネットで調べておいた2軒の店は、一方が移転?、他方が完全な座り飲みということで、いきなり苦戦する結果に。結局以前に立ち飲んだ「Zur Acht」という店のはす向かいにあった、この店。
カウンター付近で立てそう。アルトはFrankenheimで1.20ユーロ。この店の後、どこかではしごしようかとも思ったが前半の苦戦の影響もあり、トーンダウン。そのまま帰宅する。なんかついてなかったなぁ・・・まぁ、こんな日もあるか。
2008年12月7日日曜日
231 Düsseldorf Dreieck - Saffran's
日本と違って、外から一瞥しただけでは立ち飲みと判断できないため、半ば飛び込み営業のように居酒屋に飛び込んでいって、そこで初めて立ち飲みを見つける事の出来るドイツにおいては、やはり立ち飲みストとしての勘が大事になってくる。私とてまだまだ立ち飲み業界では半人前なため、一瞥しただけではわからず(また、ドイツでは店名からして「立ち飲み」であると判断できないため)とりあえず「それっぽい」店に当たりをつけて入って行くという形になる。
この居酒屋も私の勘通り、立ち飲みできる店だった。入り口左手に進むと立ち飲み可能なゾーン。アルトはSchlösserで1杯200ミリで1.30ユーロ。3杯飲んで出る。
***
この店からでも自宅は近いのだが、さらに近い所にある居酒屋「Euler "drei"」に立寄り。小腹も空いていたのでFrikadelle(いわゆるハンバーグ)1.50ユーロをつまみにちびちびビールを5杯。ハンバーグは自家製でとってもうまい。この店は日曜日も営業しているし空いているし、毎週日曜日はお世話になるかも。
[祝渡独後50軒達成]230 Düsseldorf Tußmanstr. - Ab der Fisch
以前からマークはしていたこの店。立地も悪くないし雰囲気も悪くない。それゆえにちょっと値段設定が高め。すなわち、アルトのFrankenheimが1杯200ミリで1.50ユーロは割と高め。それにサービスも割と行き届いてない気がする。何にせよ、入り口入ってすぐの所に立ちスペース有り。
ドイツはほとんどの飲み屋が日曜日も空いていて非常に重宝。おまけに空いてるし。
2008年12月5日金曜日
性懲りもなく
歩くと約30分ほどで我が家なのだが、さすがに今回は限界。ドイツで初めてタクシーを使ってしまった。円高のおかげで850円くらいで帰れたけど、案の定タクシーに折り畳み傘を忘れてきた。あーーー。なんか一本ネジが抜けるのね、飲んで帰った時って。自重せねばなぁ。
2008年12月3日水曜日
229 Deutschland Wuppertal - Wuppertaler Brauhaus
さすがビールの国とも言うべき広大なビアホールは割とドイツのイメージとして有名だが、ここの居酒屋はちょっと違い、何しろ「元市民プール」という変わり種なのだ。いわゆるプールサイドの部分は椅子席になっていて、浴槽の中が広大なカウンタースペースになっていて、そこで立てる。床こそフローリングだが、壁には昔ここが浴槽だったことを示すタイルが見える。2階の元更衣室もうまくテーブル席に改装してある。経営難に陥ったこの市民プールという建物自体をどうにかして残しておきたいという地元の人々の願いでこうなったらしい。
ビールはデュッセルドルフとは違って普通の500ミリのジョッキで出てくる。もう味も銘柄も忘れてしまったけれど。
228 Düsseldorf Stockkampfstr. - WENMAKERS
混んでる店とかは基本的に敬遠したい自分としては、自宅付近で探すのが良い。日本だと、居酒屋って言うと駅の付近にあるものだ。立ち飲み屋だって基本的には駅から近い立地の方がいいとされているし、実際駅の近くに集まっている。ドイツはその点まったく逆で、レストランやバーは基本的に都市部であれば、至る所にある。もちろん田舎はその限りではないが。
つまり、デュッセルドルフの繁華街(=旧市街)が東京で言う「池袋」だとして、自分が住んでいるのは「目白」の駅からちょっと歩いた住宅街の一軒だとする。そこで飲みに行こうと思った場合、池袋に行くか、最低でも目白の駅前までは行くはずだ。それがドイツになると、その辺の近所の軒先がそのままレストラン兼バーになっていて、食事も出来るし一杯飲むだけでもいい。東京の街中で、コンビニが一軒あるような間隔で、レストランやバーがあるのだ。
この記事のお店の訪問によって、自宅付近の居酒屋はほぼ完封したつもりだったのだが、まだまだ歩けば見つかるのがドイツ。徒歩圏内にまだ5軒は確実に訪問すべき課題店が見つかった。嬉しいやら何やら。入り口付近が立ち飲みスペースで、アルトはSchlüsselで1.40ユーロ。お店のおっちゃんは多分バイエルン人。
2008年11月30日日曜日
227 Düsseldorf Rochusmarkt - Tack zusammen!
店はとても狭く、半円状のカウンターと2つのテーブルのみ。ざっと15人くらい収容か。アルトはFrankenheimで1.20ユーロ。なぜかこの通り沿いにはFrankenheimの店が多い。地ビールの勢力がどうしても弱い日本では起こらない現象だろうけど。
そういえば、ドイツに来てから、およそ30軒近くバーに入ってみたけど、すべての人が皆親切なのが驚き。イヤな思いをしたことは一度もなく、フレンドリーに話しかけてくれる。それがドイツのいいところかも。
226 Düsseldorf Nordstr. - Schlüssel im Luftballon
入り口右に進むとカウンターで、立てる。季節柄か、クリスマスの飾りで店内はあふれている。
アルトはSchlüsselで0.2ミリで1.30ユーロ。ビールの味はともかく、Schlüsselを置いてる店は貴重。月曜定休。
2008年11月24日月曜日
225 Düsseldorf H-H Allee - Gaststätte KÖPI
入り口すぐのカウンターと、壁際のスペースで立ち飲みができそうだ。アルトはFrankenheimで、1杯1.40ユーロは旧市街では普通の値段。
バーに行くと、立ち飲みの可否ももちろん重要だけど、内装やインテリアも凝視してしまう。「世界の紙幣」が貼ってあるお店は何軒か見かけたけれど、ここのお店はなぜか日本の千円札が貼付けてある。物珍しかったのだろうか。あ、あとトイレも確認する。トイレをチェックするのは基本中の基本な気がする。というか、子供の頃から外食や友人の家に遊びに行くと、トイレをチェックしなければ気の済まない人間だったし。
2008年11月17日月曜日
224 Düsseldorf Münsterplatz - Euler ''Drei''
提供されるアルトはSchlüsselで、ドイツに今年の三月に来て、最初に立ち飲んだアルトビールがSchlüsselである。味は、なぜか口当たりに石けんのような香りが立ち、その甘みのあとにスッと苦みが轍を残していくような感じ。1.30ユーロ。
個人的に、デュッセルドルフ三大アルトビールは(味の好みではなく、企業として)Schmacher、Uerige、Schlüsselだと思うのだが、この三大アルトは飲める店が極端に少ない。そのため、飲める店では店の名前にそれを冠しているところが多く、運良く私の住んでいるところから徒歩圏内に、ほぼすべてのアルトビールの飲める店が揃っている。
カウンターは理路整然と椅子があるが、その後方には明らかな立ち飲みスペースが。店内は木目調だがちょっと暗めでシックな雰囲気。ちなみに「シック」はドイツ語だと思っていたが、実はフランス語だったらしい。
223 Düsseldorf Lennéstr. - Schloss Schänke
カウンターには等間隔で椅子が置いてあるものの、割と広い等間隔のためその隙間で立てる。日曜日の夜9時過ぎということもあり、お客さんは非常に少ない。店内には至る所に船や魚の模型がたくさん飾られていて、見てる分には面白い。
ピーナッツが無料で食べられるらしい。よく日本の駄菓子屋などで見かけた、10円玉をセットしてレバーをグルッと回すと、ガムが一つ転がって出てくるあの機械を、中身をガムではなくてピーナッツにして、しかも無料で取り出せるようになっている仕組み。ピーナッツはなかなかビールに合う優秀なおつまみ。
3軒連続でFrankenheimの1.20ユーロ。そろそろ違うアルトでも飲みに行こうかしら。ここまでで9杯。
222 Düsseldorf Stockkampfstr. - Stockkämpfen
入り口から見て、アルファベットの逆C字型になっているカウンターで立つ事ができそうだ。マスターは陽気なイタリア系のおっちゃん。
ここもFrankenheimの1.20ユーロ。1.20ユーロは比較的安い部類。
221 Düsseldorf Rochusmarkt - Rochus Schänke
店内は全体的に木目調で新しく綺麗。カウンターで立てそう。店に入った時にカウンターの端に座ってビールを飲んでいる男性が、いかにもという感じで見えたので「アルト一つね」と頼んだのだが、実は彼はお客さんだった。つかマスターどこ?そのおっさんいわく「マスターは今ちょっと奥に行ってて、すぐ来るよ」とのこと。しかし5分くらいしてもまだ出て来ないマスター。しびれを切らしたのか、なんとそのおっさんが勝手にカウンターの中に入って行き、ビールをタップし始めた。それを私の所まで持ってきて「マスターが来たらちゃんと言うんだぞ」と。
結局このあとすぐにマスターは来て、新しいお客のはずの私のところにすでにビールがあることに驚き、例のおっさんが「あぁ、やっといたよ。」というやり取りをして終了。ビールの銘柄はFrankenheimで、1杯1.20ユーロ。3杯飲んで、次の店へ。
2008年11月13日木曜日
Back to The KÖLN
私の目的は、しばらく飲んでいなかった「Mühlen Kölsch」。なんか値上がりしているような気がする。Düsseldorfで普段アルトビールばかり飲んでいる友人には、ケルシュの甘さはびっくりだったようだ。
せっかくなので、「Weinhaus VOGEL」でHopfen Blutを。普通のケルシュのグラスで出されるとなんかテンションが下がる。そこから歩いて「Max Stark」で夕食を。いやーやっぱりいい店。料理は安いしうまいし。そういえば、ここの男子トイレの小の方は、日本人にはちょっと抵抗のある造りになっている。ケルンを訪れた際は是非。
2008年11月6日木曜日
220 Düsseldorf H-H Allee - Brauhaus Zille
平日の夜ということもあってか、客は我々以外ゼロ。カウンター前に陣取って飲む。立ち飲みとして記述できるのは、このカウンターの端の方と、半地下のスペース。半地下のスペースは、きっと金曜日の夜とかにディスコとして開け放つのだろう。
アルトはDiebelsで1杯1.60ユーロ。都市部にありがちな高めの設定。
219 Düsseldorf Worringerplatz - Schlösser am Worringer Platz
カウンターで立てる。ビリヤード台が奥にある。多分無料で遊べるんだろう。
アルトの銘柄は店名の通り、Schlösser
2008年11月2日日曜日
218 Düsseldorf Ellerstr. - Bistro Tilt
カウンター周りは基本的に立ち飲み。奥の扉を開けると・・・ビリヤード場が広がっていた。ダーツ、ビリヤード、パチンコの三つのうちどれかはほぼ必ずドイツの酒場にある。日本では「ダーツ・バー」とジャンルがあるし、ビリヤードやパチンコはそれ自体独立している。ビールを片手に、ダーツやらビリヤードやら手先を使うゲームをおいそれと遊んでしまうドイツ人は、やっぱり酒が強いからかなぁ。
アルトはSchlösserの、1杯1.10ユーロ。
2008年10月29日水曜日
217 Düsseldorf Spichernplatz - Gaststätte Weissenburg
ここはカウンターの面積の割に椅子率がまばらで、立ち飲みを強いられる=立ち飲みできると拡大解釈。Schlösserアルトが1杯1.10ユーロは安い方。大柄でかっぷくのいいおばちゃんと、細身で小っちゃなお父さんでやっている、ある意味典型的な店。
仲間内でこういう飲み屋に集まってビールを飲みながら、トランプだったりモノポリーだったり、みなで遊べるゲームをする習慣をドイツ語で、Spieleabendという。こないだ友人から「日本にはないの?」と聞かれ、確かに考えてみればそれに当たる日本語はないと思う。日本でも、家族や友人と集まってトランプなどすることはあると思うけど、それは計画されたものではなくて、(急に人数が集まってヒマだからという)突発的な要因に左右されるような気がする。なんにしても、こうしてまた一つ、文化の違いを学ぶことができて良かった。
216 Düsseldorf Spichernplatz - Sutton's Irish Pub "in Derendorf"
まだ開店間もない時間に行ったので店はガラガラ、明後日のハロウィーンの飾り付けに勤しんでいる。
HPをみていた時に気になったのが「図書館スペース」の存在。日本でも、確か渋谷に本屋併設の立ち飲みがあったような気もするけど、図書館併設はない。これは興味深いと思ってお店のお姉ちゃんに聞いてみた。「あー、確かに図書館スペースだけど、サッカーとかアイスホッケー観戦とか、みんなで集まってくつろげるスペースを作る一環で、お客さんが自由に読める本を置いたのよ。」ってな感じで返され、いささか残念。見せてもらったけど、突き当たりの壁に本がズラーッとなっていて、これを自由に読んでいいらしい。回転率を重視する日本の立ち飲みとは対局に位置するような気もする。
満足できなかったので久しぶりに二軒目へ。
2008年10月28日火曜日
215 Düsseldorf H-H Allee - The Irish Pub by Fatty
なんにしても、ここはIrish Pubでは比較的名前の知れたSuttonの系列だそうだ。すぐ隣には直系のSuttonがあり、なぜ二軒も並んでアイリッシュ・パブがあるのかは不明。メニューも直系のと同じだし。
店内は鰻の寝床式でかなり細長い造り。入り口付近のカウンターと、奥のテーブル中心の空間をつなぐ廊下のような所で立ち飲みできる。いや他の居酒屋と同じく、立とうと思えばどこでも立てるようになっている。ギネス、キルケニー、そしてアルトで締める。ギネスは200ミリで約260円程度。日本よりは安いかな。
2008年10月26日日曜日
214 Düsseldorf H-H Allee - Bims Marktwirtschaft
U字のカウンターとその付近は立ち飲みになっていて、アルトはFrankenheimで1杯1.60ユーロ。もともと待ち合わせまでの時間つぶしに入ったために、なんだか手持ち無沙汰だったけど、こういう時に新聞は役に立つ。色々面白そうな記事が載っている。ひとまず、新聞がスラスラ読める程度にドイツ語が上達してきたってことか。
実はちょうど今日から正式に季節が変わる。つまりはサマータイム終了。新聞でも、「明日から正式に季節が変わる。泥棒たちの季節がやってくる」と刺激的なタイトル。泥棒達は、夕方にはもう見分けがつかなくなるほど暗くなるこの季節を待ち望んでいたというのだ。「デュッセルドルフに金があることはバカでも知っている。このシーズンを狙って、プロの窃盗団が続々とやってくる」と過激な論調は続く。戸締まりや隣人同士のネットワークが大事と言うのは万国共通のようね。
新聞を読んでいたら、あっという間に時間は過ぎて待ち合わせ時間に。そろそろお暇。なぜかわからないけど、店の名前は日本語にすると「ビムの市場経済」。
2008年10月19日日曜日
生活リズムの変化
最近酒を飲むのがパタリと止まってしまった。「しまった」と書くとまるで悪いことのようだが、体にはいいことに違いない。家飲み千円ウイスキー計画はなぜか破綻し、飲もうと思って買ったワインも料理に使ってしまった。てなわけで家に酒類のない状態がはや2週間ほど続いている。というのも今月に入って、生活リズムに明らかな変化が生じたからである。
以前は夕食を食べた後に一杯やるのが常だった。時に同居人と話し込んだり、自室でネットしながら一杯やる。ウイスキーをロックで2〜3杯も飲めば眠くなり、そのまま布団に入る。そんなパターンだったのだが、今月に入ってから就職活動が活性化してきたこともあり、ちょっとだけ忙しい日々が続いた。「翌朝早いから今日は飲まないでおこう」という生活が1週間ほど続き、人間というのは不思議なもので、それからすっかり家で飲まなくなってしまったのだ。まるで飲むことを忘れてしまったかのように。「家で」と言っても、逆に外で飲むことも滅多にないわけで、一応一週間に一度と計画されている定例の飲み会はあるものの、それ以外で1人で新規開拓の旅に出ることもなくなってしまった。おそらく、これから無理してでも毎日飲むようにしたら、また飲むようになるんだろうけど。
正直な所、ウイスキーかビールの2択では飽きてきたというのが本音。そしてもともとのひきこもり体質な部分が、新規開拓への道を塞いでしまっているというのが現状。今まで月新規5軒ペースで来れたけど、今月以降はちょっと厳しい戦いになってきそう。
2008年10月9日木曜日
オクトーバフェスト2008に参加
結論から言って、あまり良い思い出はない。カメラの大破、大雨、微妙な相席のバス。
しかし、訪れること自体に大きな意味があった。東京ドーム何個分だろうか、とにかくだだっ広いスペースに立ち並ぶ、体育館サイズの飲み屋。入り口は常に100人近い行列。中からはミュンヘンの酒場らしい、えも言われぬあの熱気が伝わってくる。何しろ訪れた日は最終日前日の土曜日。一番混雑する日を選んでしまったかもしれない。
・・ダメだ、やっぱり人ごみにいると頭が痛くなる。会場を後にして、結局ミュンヘン都心部の「Augustiner Bräu」という店で飲む。ここでも1リッターのビールは飲めるのである。1リッターのビールと言うと、「Hofbräubaus」が有名なのだが、ここは非常に混んでいる。混んでいるからこその相席の楽しみもあるのだが、今回は一人だったしパス。ただ、奥に立ち飲みがあるのは知らなかった。立ち飲みで1リッターのビール・・・・怖くてそんなことできないよ。。。
結局今回は日帰りの滞在だったため、3.5リッターで打ち止め。自分ではよく頑張ったほうだと思うけど。
2008年10月1日水曜日
久しく雑記
トピック的に書くと
・立ち飲みについて
最近はどうしても新規開拓のペースが遅くなりがちで・・と思っていたのだが、振り返ってみるとなんだかんだで月5軒ペースを保っていることに気づく。このままぼちぼち続けていきたいなぁ。年末には引っ越しも控えているし、もしかしたらもしかすると再来月くらいには就職してたりするかもしれないし。実際どんくらいの人がここを読んでくれてるのかはわからないけど、自分のペースを守ることを第一にしたい。立ち飲みの話ついでに、経済的な理由から、新規開拓には行けない代わりに、家飲みの割合が当然増える。いわゆるスーパーの1000円ウイスキーみたいなのを買って、大体一週間で1本消費・・かな。今までは氷+水割りだったのだけど、ここ最近はロックじゃないとダメになってきた。バーボン、ラム、スコッチと試して、バーボンの方が好みだと確信。次はバーボンを買おう。
・掃除、節約
現在はルームシェアという形で生活しているのだが、やはりこの生活形態、私には合わない。今のルームメイトは「掃除」「節約」という言葉を知らない。使ったフライパンはそのまま、トイレの電気はつけっぱなし、ラジオも点けたと思ったらすぐに自分の部屋に行ってしまう。掃除に関しては、彼の方から「掃除のための曜日を作ろう」ということで始めたのに、いざその日になると彼女と遊びに行ってしまう。これはなかなかいただけない。ちなみに彼は日本人で、7年ほど人生の先輩であるのだが。実際、彼は仕事をしていたから、朝早くに起きて、夜まで働く。それから帰って来たら料理するだけでも一苦労、まぁそれは理解できなくもない。しかし彼は現在仕事を失ってしまった。にもかかわらず、彼の習慣は変わらない。フライパンはそのままだし、電気はつけっぱ。「あとでやるから」とでも言われそうだが、あとでではなく片付けや掃除は今すぐやって欲しい。後片付けも料理のうち、という家の教育方針は間違っていないはずだ。一方的に書いてしまったが、私にも十分落ち度はある。これらの点について、直接注意できず、結局私が勝手に片付けてしまうのである。掃除やゴミ捨ても私が自主的に。たとえばキッチンの床に散乱するタマネギの皮とか、もう私からすれば「見てられない」状況なのだ。いままで自分では意識してなかったけれど、結構な潔癖性である自分を発見した。もう泣いてもわめいても、引っ越しまであと3ヶ月。いったい耐えられるのか・・・?
なんだかんだで書き過ぎですね、次回から自重します。
2008年9月23日火曜日
213 Düsseldorf Hauptbahnhof - Schlösser am Bahnhof
この日は友人の誕生日で、「1杯奢る」のをプレゼント代わりにしようと思ってやってきたこの店。その友人はなんどか来たことがあるそうで、私にとっては入ったことはないけど一応チェックしておいた程度の店。実はこの店の一角は、Düsseldorfの中央駅の正面に位置していて、警察が張り込みに使えるぐらい、駅の人の出入りを眺めるにはもってこいという感じ。それ以外にカウンターと窓際の丸テーブルがあり、キャパシティに対する椅子の数が確実に合っていない(=少ない)ため、窓際以外は比較的立ち飲み族多し。あとは壁沿いにちょっと突き出したスペースでも立ち飲み可能。この日は残念ながら座り。
「大きな駅から至近」「ガラス張りで表の様子がちょっと見える」「半立ち飲み」「朝から飲める」という要素、確かどこかで・・・と思ったら、新宿のBERGを思い出した。まとめて勘定したからよく覚えてないけど、アルトはたぶん一杯1.30ユーロ程度。
2008年9月18日木曜日
211 Düsseldorf Kronprinzenstr. - Zwölf Apostel
この店はもともとチェック済みで、もしかしたらApostelという綴りでお気づきの方もいるかもしれないが、「12使徒」という意味。名前はまぁどうでもいいのだが、店に入ると左手にカウンター、右手に座り、奥にはテーブル席が見える。カウンター付近は椅子があまりなく、空いている所で立ち飲みできる。まだ夕方早い時間だったのでガラガラ。うん、なかなかいい店かも。
ここのアルトはSchlösserで、1杯1.20ユーロは量からして普通の値段。4杯飲んで、すぐ近くの2軒目へ。
212 Düsseldorf Kronprinzenstr. - Zur Acht
目の前のカウンターでも立てそうだったが、なんだか常連席っぽく見えたので断念、窓際の小テーブルで立ち飲み。なぜか兵藤ゆき似の女性マスターがビールを出してくれる。1杯1.30ユーロで銘柄はSchlüssel。基本的にデュッセルドルフの居酒屋では、「アルト」と言えばその店が契約なり取引しているアルトの銘柄が提供され、一つの居酒屋で二種類以上のアルトビールを置いている所はほとんどないに等しい。そのためか、店の名前や装飾等にアルトの銘柄の名前が冠されることがよくある(もちろん、醸造所レストランは除いて)。ここもそう、店内の装飾や表の看板には「Schlüssel」と堂々と書いてある。一度に色んなアルトの銘柄を頼んで味比べしたい、という観光客は結局何軒もはしごすることになる。そういう経済効果を狙っているのだろうか・・・?
3杯飲んで、お腹もすいたのでそろそろ退散。まだまだこのBilk地区は通うべき所がたくさんありそうだ。
2008年9月7日日曜日
Düsseldorf am Rhein - Zum Schlüssel
しかしこれは一軒と言えるのか・・・うーん、日本の感覚で言うと夏祭りの会場に立ち飲み屋があって、そこで一杯飲んだって感じだ。つまり季節や曜日、天候に左右されていて、非常に気まぐれ度が高い。立ち飲める機会が有ったから飲む、まるで「機会窃盗」さながら「機会立ち飲み」である。となるとやはりそれをここで一軒とカウントするには申し訳ない気分になる。
以前にも、ドイツの夏祭りに参加してそこでケルシュを立ち飲んだことがあったが、それも一軒とは数えていないし、残念ながらこの「機会立ち飲み」はあくまでタイミングの問題だったのだ、と納得していただきたい。ただ、ライン川を眺めながらの立ち飲みはとっても良かった。
210 Düsseldorf H-H Allee - Brauerei im Füchschen
そんなことを悩みながら、立ち飲み2軒の誘惑にも勝ちつつ、向かったのがこちら。実はここ、既に一回来たことがあるのだけど、その時は友人連れで座り飲みだった。その当時、立ち飲みするぞとリベンジを誓い、ようやく成就。典型的な醸造所レストランで、入り口付近+外が立ち飲みで、1杯250ミリの1.6ユーロ。Füchschenというのは「子ギツネ」を意味するドイツ語なんだが、なぜその名前なのかは不明。というかどうでもいいことかも。
2杯で帰るつもりが、3杯目が自動的にやって来てしまったのでなくなく飲む。これで一応、アルトで大手とされる醸造元の立ち飲みはほぼ制覇。つまりSchmacher、Uerige、Frankenheim、Schlüssel、Füchschen。残すはちょっと邪道なSchlösserとDiebelsのみだが、立ち飲みかどうか怪しい。
2008年9月6日土曜日
209 Düsseldorf Pempelforter Str. - Frankenheim BRAUEREIAUSSCHANK
本題前に近況:思ったように新規開拓が進まないのは、まず飲む回数自体が減っていること、そして立ち飲みがなかなか見つからないこと、この2点を言い訳にさせてください。実際は経済的な問題で、飲みに行くことを憚っているわけですが、いざ新規開拓と思っても、目標となる一軒を探すのに手間取ってしまうのです。やっぱり「立ち飲み」という概念が確固として存在しない故なのでしょうか、インターネットで立ち飲みを探すのは非常に難しいように思われます。それゆえ当然、「立ち飲み」を売りにしている(安いとか)店はないため、「混んできた時の立ち飲み」「サッと一杯飲んで出て行くための立ち飲みコーナー」程度しかないわけです。後者に関してはまぁいいのですが、前者の場合はここでは取り上げるわけにはいきません。世界の何処にいようが、椅子のある立ち飲みは立ち飲みではない、からです(ちょっと強調w)とまぁ、もしかしたらもしかしたら、もう少しドイツに長く居れるかもしれないのですが、新規開拓のペースはしっかり落ちますのでご了承下さいませ、とお伝えしたかったのです。
ここは店の名前通り、醸造直売所みたいなところで、広いレストラン。立ち飲みは表のテーブル群と、入ってすぐのBARコーナー。Frankenheimというアルトの銘柄は、すでに何度か登場したように私のお気に入りのアルト。しかしドイツに来て29軒目にして確信できることがある。それは、「醸造所直営の店で飲むアルトは比較的苦く、直営以外で飲むと甘い」ということである。少なくとも、これまで飲んできてそう思っただけなのだが、近所の行きつけで飲むFrankenheimより明らかに苦い。同じくSchmacherでもそう。しかしUerigeはどこで飲んでもほろ苦い。この苦さが、品質管理を暗に示しているとしたら、Uerigeはこれを徹底しているのかもしれない。脱線、ともかく出来立てのアルトがこの店で提供されているのは確かなようだ。1杯1.7ユーロはほぼ平均の値段。中は禁煙。
外のテーブルで待っていたけれど、全っ然人が来ないからもう帰ろうかと思った瞬間に店のおっちゃんが来た。まるで図っていたかのよう。
2008年8月28日木曜日
208 Düsseldorf H-H Allee - Julios
お店の雰囲気は狭いながらもいたって良い。古くから愛される学生のための飲み屋といった感じで、さすがに約35年間営業されてきただけある。また、ここはアイリッシュパブ。アイリッシュパブだということを忘れて、最初にアルトを頼んでしまったのは失敗だった。せっかく樽ギネスがあるというのに。日本で飲んでいたギネスよりも、なぜだか何倍も濃厚な気がしたのは、店の雰囲気がなせる技なのかもしれない。ハチミツのようなねっとり感と甘さ、これはやみつきになる。
ふとお店を見渡せば、壁に貼ってある広告に目がいく。「教会に行って座って居酒屋のことを考えるよりも、居酒屋で座って教会のことを考える方がいい」という宗教系の広告だったのだが思わずニヤリとしてしまった。
207 Düsseldorf H-H Allee - Till Eulenspiegel
言い訳で始まってしまったが、今日は久しぶりに2軒はしごできた。日本語でいう所の、市民大学にあたるVHSで最近イタリア語の勉強を始めた。その帰りに一杯ひっかけて行こうという魂胆である。
こないだ訪問した「204 Zwiebel」のある角のはす向かいにあるお店で、ビールはSchlüsselアルトで1.7ユーロ。私がDüsseldorfに来て、最初にわんこビールの洗礼を浴びたビールでもある。外は一応椅子もあるが立ち飲み、中は高い椅子が置いてあるが壁際はすべて立ち飲み。日本でもそうだったが、壁に向かって「壁と対話して」立って飲むのが結構好きだった私としては今回も壁際をチョイス。最近飲み過ぎを注意されたばかりなので、2杯で次へ。
ちなみに店名の「Eulenspiegel」というのはドイツに昔存在したとかしないとか言い伝えられている道化のことで、各地で人々(職人の親方など)を騙し、風刺という辛辣な形で社会を皮肉っていたとされている。クラシックの世界では有名らしいのだが、私はよくわからない。
2008年8月16日土曜日
Filou再考
椅子もあるんですが、結構立ってるお客さんも多いです、ここ。思っていたよりは煙くないし、さすがに通い詰めたせいか最近「サムライ」と呼ばれ始める始末。お店の人は基本的に親切で、当然話し相手のいない私に一杯サービスしてくれたりします。本当に地元の居酒屋という感じで、アテは一切なく、ひたすら酒類の提供のみ。私はだいたい5杯(4ユーロ=超格安)を目安に帰るのですが、周りに居る人は普通に12〜3杯は飲んでいるんじゃないかと思います。ビールの酔い方が体に合っていないので、飲み過ぎるとすぐダウンする私からすると、凄まじいドイツ人・・
毎回、隣で喋っている人が何を言っているのかを頑張って聞き取ろうとするのですが、酔っ払いはなおさら、素面の人ですら聞き取るのは難しい・・・酒場ドイツ語、マスターしたいところです。
2008年8月3日日曜日
206 Düsseldorf Dreieck - Filou
アルトはお気に入りのFrankenheimでしかも1杯80セント!!これは嬉しい。安い。今までで一番安い。ケルンのHansa Stubeを超える安さだ。しかも自宅至近。
しかし 肝心の立ち飲みは・・・・ほぼ皆無orz カウンターの椅子を無視するかどうにかすれば、立つことは可能である。
遠くの席で飲んでいたおっちゃんに絡まれた。しかし何を言っているのかほぼわからず、ただ頷くフリしかできなかった。まぁ相当飲んでたしな、呂律が回ってなかったのかもしれん。最初はサッカーの話をしていたはずだったのだが、途中からサッパリわからん。もしかしたらゲイだったのかもしれない。ヨーロッパなことですし。近いから通えるな、ここ。
205 Düsseldorf Dreieck - Florian
Frankenheimで1杯1.5ユーロ。なんだろう、特に書くことがないな。二杯飲んで最後の一軒へ。
204 Düsseldorf H-H Allee - Zwiebel
ともあれ、長居するつもりはなかったのでビールを2杯飲み干して出る。ビールはFrankenheimで、1杯200ミリで1.6は高いかも。でもFrankenheimは本当においしい。
ちなみに、このお店の名前はなぜかは分からないが「たまねぎ」という。まぁ日本にも変な名前の店はたくさんあるし、おあいこ。
203 Düsseldorf H-H.Allee - Zum St.Sebastian
1:基本は立ち飲み。見つけたら通り過ぎてはならない
2:椅子の混ざった半立ちの場合、少なくとも椅子と立ち飲みの割合が5:5以上でないと入らない
3:それゆえ、基本椅子だが無視すれば立てる、程度の店は残念ながら入らない。
まぁ何軒もはしごしてくると、このルールは曖昧になってくるのだが(笑)そんなわけで、そのアイリッシュパブには入らず、近所を適当に歩き回って一軒目。割とこじんまりとしたお店で、ビールは三大アルトの一つ、Schmacherである。1杯1.70ユーロ。さすがに夕食を摂らずに一軒目ということでつまみを頼む。ここは定番のBier-happenで。ケルンで食べたのとはちょっと違う。だが十分お腹いっぱいになる量。5杯ほど飲んで次へ。ここで5杯飲んだのがよくなかった・・・
2008年7月28日月曜日
202 Düsseldorf Dreiecke - Himmel & ÄHD
店名のHimmel & ÄHDというのはこの辺りのちょっと古い言葉で「天と地」を意味する。ケルンには同名のつまみがあるし、店名として掲げているところも少なくない。きっと地元に昔から根付く言葉なのだろう。
表に立ち飲みがあるのはもはやドイツではおなじみ。今日は中に入ってみる。意外と鰻の寝床式で細長い店内で奥にはテラスの席、真ん中に立ち飲みゾーン。回りを座りの席が取り囲み、なんだかぽっかり浮かぶ島のようだ。朝イチだったこともあり、お客さんはほぼ皆無。ゆったり朝食を取っているご婦人方を見やりながら、Altbierをいただく。ここのアルトはFüchschen(子ギツネ)という名のアルトで、見た目こそアルトらしくない色合いだが、味はアルトそのもの。こんな立ち飲みがスーパーの向かいにあって朝10時くらいから飲めるのである。アルト一杯1.7ユーロはごくごく平均的。
2008年7月21日月曜日
ドイツ立ち飲み事情考察4
ドイツの立ち飲みは基本的にオオバコの店の一角という場合が多いのでいいのだが、それでもこれはタイムリーかつ注目すべきトピックである。では、この条例によってNRW州すべての中小の居酒屋が禁煙になるかと言えば、それは違うのである。
なんと、来店する客にその是非を問うたのである。すなわち、「この店では喫煙にしたい」と経営者が考える場合、Raucherclubという組織に加入し、その旨を店頭に張り紙する。そして来たお客に「この店は他のお客様(もしくはあなた)が喫煙できる店ですがいいですか?」というようなことの記載された、ある種の宣誓書(Raucherclubに加入するのかしないのか)にサインをさせる。このサインを拒否すれば、入店を拒否することになる。つまり、禁煙者を守るように見えながら、実は喫煙者を擁護しているのである。とはいえ、大概のお客はサインをしているが。面倒なのは、これをその都度、居酒屋ごとに行わねばならないことだ。
もちろん、このRaucherclub自体に加入していない店もあり、そこは大抵がタバコを吸わない経営者である場合(女性マスターの場合など)が多い。しかし現状として、ほぼすべての居酒屋の店頭にはRaucherclubの張り紙があり、いったい何のための法令なのかわからない。
また問題点として、こうしたルールは地元の小さなバーなどでは大概無視されることが多く、禁煙を選択した居酒屋はこうした「掟破りの」バーに、そこではタバコが吸えるから、という理由でお客を奪われるのではないかとの懸念がある。行政側による抜き打ちのテストも基本的にないようだ。注目していたニュースだけに、なおさら残念な気持ちが募る。
2008年7月16日水曜日
201 Tschechienland Prag - Branik
そもそも、ドイツでの働き口が決まり、その勤務開始日まで時間があったので「思いつきで」プラハにやってきたのだが、今回の滞在では英語の重要性を身にしみて実感した。ドイツ語で大丈夫だろうとタカをくくっていたのだが、実際にドイツ語を使ったのはドイツの空港まで。チェコに入るや否や、英語英語英語、であった。
とはいえ、酒場で必要とされる言語など、もはや指をさしてお金を払うだけで事足りてしまうゆえ、それらについては不自由なく過ごせた。ここもそう。入り口正面に注文カウンターがあり、そこでビールを注文・精算して好きなところへ持って行き、立ち飲むことができる。基本は立ちだが、右手奥には座りもある。たまたまツール・ド・フランスを中継していて、皆でそれを観戦するかたわら、ビールを飲んでいる。つまみも何もないが、ビールはかなり安い。観光客向けの店の3~4倍ほど安いのだ。調子に乗って昼過ぎから2杯ほど飲む。
ここを訪問したのは初日だったのだが、二日目にももう一度立ち寄った。店のおっちゃんが「・・・同じのでいいか?」と聞いてくれたのはちょっと嬉しかった。本当に地元の人が通う店なのだろう。
2008年7月13日日曜日
[祝200軒] Düsseldorf Heinrich-Heine Allee - Et Kabüffke
お店自体は前から知っており、機会をうかがっていたところだった。お店の外はもちろん、中も基本的にはカウンターの立ち。2階に一応座って飲めるスペース有りだが、立ち飲みの方が圧倒的に混んでいる。女性陣が経営しているためなのか、禁煙!件のRaucherclubの話もなく、ここは本当に禁煙の立ち飲みで嬉しすぎる。
店内は狭く、右手がカウンター、突き当たりに2階への細い階段がある。壁には酒が本当にたくさん並んでいて、イメージとしては御徒町の「松井酒店」にかなり近い。つまみもあまりないようだし、ここも角打ちの定義に当たると思われる。
ここで一番の売りになっているのは、Killepitschという薬草酒で小さなグラスに注がれるのを一気にあおってドイツ人はビールを飲みにいくらしい。私はやはり薬草系は苦手で、チビチビやってしまったが。連れも居たので今日はここまで。ここは、もっと通うべき店だ。
2008年7月5日土曜日
199 Düsseldorf Dreiecke - Em Krön'che
さて、ここは残念ながら立ち飲みは用意されてない。が、椅子を気にしなければカウンターで立つことに問題はない。なんだか不思議な角度でクネクネしたカウンター。
特定の醸造所の樽生ビールを飲むことのできる店は至る所にあるが、瓶ビールを買うことの出来る店はそう多くなく、Ausschank(複:Ausschänke)と呼ばれる。通常このAusschankは醸造所に併設されていることが多く、大抵が立ち飲みスペースとなっているために私はこれをドイツの角打ちと定義づけた。しかし、時折醸造所から離れているにもかかわらず、通常の居酒屋のかたわらで瓶ビールを買うことの出来る店が存在する。それがこの店のような店で、Brauerei Ausschänkeなどと書いてあることが多い。
銘柄は先ほど言及した三大の一つ、Schmacher Alt。本家で飲んだものよりもグラスが小さく、味も若干甘めになっていたのでこれは私もお気に入りの味。私は、MühlenといいFrankenheimといい、(苦さとともにやってくる)甘さのあるビールが好きなようだ。
ここはつまみも充実していて、近所にいい店発見!と嬉しくなったのだが、ある出来事により残念な結果が待っているのだった・・・
198 Düsseldorf Dreiecke - Brauhaus am Dreiecke
デュッセルドルフに越して来た。そうしてようやく片付けもあらかた終わり、あとは近所の立ち飲み調査のみ!となった。
以前にデュッセルドルフに旅行で来た時に飲んで、忘れられない味となった一本のアルトビール。これがそもそも私をデュッセルドルフへと駆り立てた張本人なのかもしれない。今となっては銘柄を思い出すことは難しいが、おそらく味とラベルの色合いから、Frankenheimではないかと思う。ケルシュにも三大醸造所(Reissdorf, Dom, Gaffel)があるように、アルトにも三大醸造所がある。Frankenheimは残念ながら三大とはいえないのだが、いつか必ず醸造所で生のアルトを飲もうと思う。
さて、こちらの店はそんな三大の一つにして、日本人に絶大な人気を誇るUerigeアルトである。ちなみに他の二つはSchmacherとSchlüssel(かSchlösser)だと思う。Diebelsなんかも大きいけど邪道なんだよね、あそこは。
旧市街にあるUerigeの本店(醸造所)の込み具合といったら無く、もはや名物なほどの人だかりができることで有名だが、それに反してこちらの店はガラガラ。ちょっと心配なくらいである。表のテラススペースはすべて椅子。店に入って、右手奥にわずかに立ち飲みが用意されている。私は迷わず立ち飲み。ちょっと面白いのが、こちらでは普通のテーブル席、立ち飲み、立ち飲みに椅子がついた席、ミニソファーみたいなものに座って地べたで飲む席(写真参照)など、様々あること。立ち飲みのテーブルだけに関して言えば、神保町の「河北屋」に酷似している。
3杯ほど飲んで、次の店へ。やっぱり私にはUerigeは苦すぎる。
2008年6月25日水曜日
197 Köln Ebertplatz - Max Stark
こちらも先日のケルシュ・テストで満点を取った店で、おつまみの充実している店だ。しかも銘柄は人気な割にレアなPäffgenケルシュ。もちろん入り口付近とカウンターは立ち飲みだったのだが、友人連れだったので、どうしても立ち飲みできなかった。御勘弁いただきたい。
先日の日記で言及した、Metthappenという、豚肉のミンチ+タマネギをパンにのせて食べるおつまみを注文してみた。うまい。ミンチ+ネギってところで、なんかネギトロ丼を思い出した。
ここは全体的に料理も安くてケルシュもうまく、人気が出るのも納得なお店。内装も綺麗で新しいしね。ここも「Schreckenskammer」同じく、ケルンに来たら訪問して欲しい一軒。
196 Köln Ebertplatz - Weinhaus Vogel
割と細長い店内、入って左が立ち飲みのテーケ(カウンター)で、右手には座りの席が続いている。もちろん私は「Hopfen Blut」を。ここで失敗をやらかしてしまう。昼間の2軒ですでに1.2リットルほど飲んでいて、すでに酔いがキツかったのだが、注文した際に「Klein oder Gross?(小さいのか大きいのかどっち?)」と聞かれ、始めは「Klein」と答えたがその刹那、「Ne, Gross!」と答えてしまう。なぜこのような暴挙に出たか、いまだもって原因不明である。
さて、肝心の「Hopfen Blut」は特製のジョッキに入れられて提供され、ケルシュとは違った褐色のビール。味はまぁ、普通かなぁ。というかビールの味にそこまで詳しくないのが自分ながらに残念だ。ただ、ここでしか飲めないという意味で、貴重なのだ。
察しのいい方はお気づきかもしれないが、店の名は「Weinhaus Vogel」で、日本語に直訳すると「ワインハウス・バード(日本語じゃないし笑)」って感じ。要はワインがメインな立ち飲みみたいだ。ヨーロッパ各国のワインを格安で提供している。
カウンターは割と低く、三鷹の「大島屋」を思い出させる。200-300円のケルシュ用おつまみも割と充実していたが、待ち合わせがあったため断念。次はいつ来れるかなぁ。
2008年6月24日火曜日
195 Köln Heumarkt - Pfaffen Brauerei
禁煙立ち飲み、これは日本でもぜひ徹底されたしことなのだが、ドイツでもようやく見つけた。
Pfaffenというのは、もともとPäffgenという人気のケルシュと同じ根元なのだが、ここの醸造所が出来る際に名前がこうなったようだ。Pfaffeという言葉がPfaffenに変化し、最終的にはPäffgenになったらしい。
お店自体の内装も凝っていて、比較的新しい割にはそれを感じさせないような伝統的な趣き。お店の内部があらかた禁煙なのも、こうした内装の装飾品を守るためではなかろうかと勝手に考える。1軒目が響いていたせいか、2杯で終了。
194 Köln Hansaring - Bräuhaus Schreckenskammer
いきなりだが、いい店である。先日のエントリーで紹介したのだが、良い機会だから行ってきた。さすがに「ケルシュ文化」で満点を取った店というか、ひいき目なしに見ても、古さといい雰囲気といい、良好。
お店自体は角にあり、入り口左手が立ち飲みスペースで右がレストランと言う典型的な醸造所レストラン。平日の真っ昼間というのもあり、立ち飲みはがら空き。カウンターで、ケルシュを頼む。・・・お、うまいぞ、このケルシュ。Mühlenといい、甘いケルシュが好きなんだな、俺。この醸造所は規模が小さく、瓶ビールが市販もされているようだが基本的にはこの醸造所でしか飲めないようだ。というか、この醸造所だけですべて消費しきっているから市場に回らないのかもしれない。
1杯約230円ほどのケルシュを飲みながら、店の前を通り過ぎて行く車や人を眺めるのも一興。こことミューレンは、ケルンに観光に来る人にお勧めしたい。
営業時間:ランチが11-13:45時、夕方は16:30-23時、土曜は11-14時まで。日祝休み。
2008年6月22日日曜日
ドイツ立ち飲み事情考察3
ケルンの場合、まず2種類に分類できる。おつまみを置いているか・否か、であり、実際ケルシュを飲みつつ、ちょっとした食べ物が欲しいかな・・・という場合、置いてないレストランの場合は通常の座りのメニューの品物を注文することになる。やはり高くて量もしっかりある座りのメニューは立ち飲みには向かない。というか、座りの料理頼むくらいなら座って飲めよ、と。
で、おつまみを置いている店を見分けるにはどうするのか、と言うと、メニューを見るのである。メニューに「Kleinigkeiten für Kölsch(ケルシュ向け軽食)」というのが書いてあればその店には(食事はせずに)ケルシュだけを飲む人のためのおつまみが用意されていることになる。注意点としては、このおつまみは、立ち飲みに対して用意されているわけではないので、おつまみを置いているからといって、その店に立ち飲みがあるかどうかは別問題である。
さて、今日の本題はここから。では具体的にどのようなおつまみが用意されているのか?店によって違いはあるのか?簡単に答えてしまえば、店による違いはなく、定番商品のみを用意している店が9割(ないし10割かもしれない)である。定番商品とは:
・Metthappen:タマネギのみじん切りと生の豚肉のミンチをこねて、パンの上にのせたもの。まだ食べたことはないのだが、ちょっと気になっている。
・Halve(r) Hahn:もともとHahnという言葉は「鶏」を意味するのだが、これはケルン地方の方言、「ケルシュ(ビールの名前と同じ)」によってそう呼ばれているためで、実際は丸パンとゴーダチーズ、それにカラシのセットである。パンに切れ目を入れて、チーズをはさみ、たっぷりカラシを塗っていただくようである。
・Kölsche Kavier:ケルンのキャビア、と称されるこちらは、もちろん海出身のキャビアではなく、正真正銘の陸出身。その実、焼きソーセージとライ麦のパン、それにタマネギとカラシの付け合わせである。
・その他:お店にもよるのだが、ハンバーグやソーセージを出したり、ポテトだったり、ニシンの塩漬け(名前がわからない!)だったりと様々だが、定番は上記のようで間違いない。
残念ながら私もまだ食べたことがない。ケルンを離れる前に、こうしたおつまみもちゃんと楽しんでおかないと。
2008年6月21日土曜日
ケル文研
その中で、面白いと思ったのが「ケルシュ・テスト」
次の点に関して、調査員が居酒屋を訪問してケルシュを頼み、それを批評・ランク付けするというもの。
・Füllstrich(ビールグラスに書いてある、○○ミリという表示。要するに泡とビールの量的なバランスがとれているかどうか)
・温度(キンキンに冷やすのは減点)
・泡の高さ
・泡の強度(グラスに注がれて、テーブルに持って来られた瞬間から何秒間、泡が消えずにいるか)
・泡のきめ細かさ(毎回ルーペで測ったらしい。小さい方が高評価)
・グラスが清潔かどうか
・味(「そもそも味は好みの問題である」、と定義した上で、ケルン出身の調査団が「これはケルシュ」と認めればOK。実際ノミネートされた居酒屋のほぼすべてが味に関しては満点orz)
このテストですべての項目で最高点を取ると41点満点になり、数ある居酒屋のうち満点を手に入れたのはわずか2軒。と、ここまではmixiと一緒。ここではその紹介も。
*Brauhaus Schreckenskammer:ケルン中央駅から徒歩圏内にあり、今住んでいる家からもギリギリ徒歩で行ける距離。Schreckenskammerというケルシュは、ドイツ中探してもこの醸造所でしか飲むことができず、しかも市販の瓶もあるようだがまだ一度も目にしたことはない。調べによれば、他の醸造所同様、入り口付近には立ち飲みスペースがあるはず。こちらでは珍しく、日曜祝日が休みで、平日の営業時間も比較的短い。
*Max Stark:ここも以前から、チェックしていたお店。中央駅から電車で2駅。ここの店で注目したいのは、本当に珍しく「ケルシュ用の小さなおつまみ」が割と充実していることである。以前にも書いたように、ケルシュに合うおつまみの定番としてまずハンバーグFrikadelnがあり、その他チーズ、ゆで卵、ポテトなど、これでもかなり充実しているほうだ。当然立ち飲み席あり。ここで提供されるケルシュは、ケルシュでも1、2の人気を争うPäffgenである。
2008年6月18日水曜日
193 Düsseldorf Heinrich-Heine-Allee - Zum Uerige Treff
更新が長らく止まってしまったが、実は色々と問題を抱えている。予定されていた引っ越しが急遽キャンセルとなり、必死で7月からの家を探し中。で、その新しい家の内見の帰りにせっかくだから、と同行者に申し出て寄らせてもらったのがここ。
Heinrich-Heine-Allee Platzの目の前にあるデパートの地下一階、俗にいうデパ地下の食品店街の一角にひょっこり顔をのぞかせるこの店は、以前にも紹介した「Zum Uerige」の直属の支店。瓶ビールも売っているから、Ausschankも兼ねており雰囲気は角打ちに近い。
全体的に店はちょっと暗めで、何を言わずともアルトビールが出てくる。ケルシュの場合、200ミリで1.20ユーロあたりが妥当な価格なのだが、こちらでは250ミリで1.70ユーロが普通の価格のようだ。茶褐色で苦みのきいたアルトビール、やはりうまい。店内は基本的に立ち飲みで、丸いコースターが置けそうな場所にはすべからくコースターがすでにセットされており、これが意味するのは「どこでも飲める」ということであろう。ただドイツ人の身長に合わせて作られているためか、カウンターや壁際のレールはかなり高め。新聞片手にアルトビールを飲む人や、先日のサッカーの話で盛り上がるおっちゃんたちなど、おしゃべり好きなドイツ人は見ていても楽しい。おもむろに店内を見回していると、壁に描かれた古いことわざが目に入る。
「良く飲む者は 良く眠る 良く眠る者は 罪を犯さず 罪なき者は 天国(地獄と対照的に)へ行ける」
写真は、お店を出て正面に貼ってあったポスターで、年齢のaltとアルトビールのaltがかかっていて面白いと思ったので。
2008年5月31日土曜日
192 Düsseldorf Heinrich-Heine-Allee - Auberge
デュッセルドルフの「慶応振興会通り」こと、Bolker Strasseはビール立ち飲み居酒屋の集まる、素晴らしい通り。さすがは金曜日の夜、どこも混んでいて入れそうになかったのだが、空いているテーブルの一角を見つけすかさず入り込む。ここのアルトはFrankenheimという銘柄で、アルト特有の苦みながらも後味がほんのり甘い、私もお気に入りの銘柄だ。1杯1.70ユーロと少々高めだが、珍しいことにキャッシュオン。諸々一日の疲れもあって、ビールがうまい。
内見もうまくいき、7月からこの街に住めそうだ。ひとまずは、自宅付近で立ち飲みがあるかを探さねば。
2008年5月16日金曜日
191 Düsseldorf Heinrich-Heine-Allee - Zum Uerige
久しぶりにDüsseldorfに。もしかしたらここに住むことになるのかもしれない可能性が出てきたが、もしそうなったらいくらでもアルトビールが飲めるようになるので嬉しいことだ。
平日の夕方とあって、大した混雑ではなかったが、基本的にすごい混雑のこの店。入り口付近は立ち飲みテーブルがずらりと並び、通りを挟んでの座りもある。やはりアルトビールはくせになる味でうまい。
わんこビーアは当たり前のことなのだが、そのスピードが凄まじい。まだ半分も飲んでいないのに、おっちゃんが次のビールを置いて行くのだ。隙を見て勘定しないと、際限なくビールを持ってくるに違いない。恐るべし、わんこビーア。
190 Köln Heumarkt - Brauhaus Sünner im Walfisch
ちょっとKölnまで行く用事(ビールを買いに)があったので、ついでにクナイペ訪問。もともと予定していたのは2軒だったのだが、1軒はつぶれていたようだ。ちなみにその1軒は「Hartz IV」という、何でも1ユーロ均一居酒屋だったので楽しみにしていたのだが・・
こちらはSünnerというKölschのAusschankで、Ausschankというのは各々醸造所直営の、ビール小売りのスペースのこと。主に醸造所+レストランに併設されていることが多いのだが、醸造元によっては普通のレストランの一角にそういうコーナーがあって、樽ビールを飲んだり瓶ビールを買うこともできる。ドイツにはれっきとした酒屋が無い分、いわゆる「ドイツの角打ち」と定義してもいいだろう。
入り口付近の外テーブルは基本立ち飲みで、レストランの内部は左と奥、2階部分が座りで、入ってすぐ右が立ち飲みのAusschankである。4杯飲む。
2008年5月11日日曜日
189 Köln - Brauhaus Pütz
移動して2軒目。ここはあのMühlen Kölschが飲める、醸造所系クナイペ。元々のMühlen Kölschの醸造所よりも20セント安く飲める。
通常、ケルンではビールの提供の仕方がいくつかあるようで、一番いいとされるのが醸造所の樽から注ぐ生ビールで、二番目がPittermänchenと呼ばれる、蛇口の付いた小型の樽(基本的に醸造所で作られたビールと質は同じ・写真参照)から注がれるビール、そして三番手が日本では至る所にある、ビールサーバーから注がれるビールである。しかしメニューではBier vom Fassと名乗っていながら実はサーバーからだったり、実は曖昧だったりもする。ひとつ言えるのは、Pittermänchenは伝統を受け継ぐ提供方式だということで、ケルンの人々に人気が高い。ケルン版「酒場放浪記」でも、Pittermänchenがある店の評価は高いようだし。
さて、やっぱりMühlenは旨いということで、若干酔い始めた友人を尻目に6杯ほど。アテがまったくないのが気になるが、ちゃんとメニューには「ケルシュのための小皿料理」みたく欄があって、500円くらいでちょっとした料理が食べられる・・・ことを知ったのは家に帰ってからだった。興味深いのが、日本で言うところの定番おつまみ(枝豆・奴など)に当たるのが、なんとハンバーグなのだ。どこのレストランにも大体Frikadeln(ハンバーグのこと)は用意されており、ケルシュのつまみとして注文できるようだ。
最近Düsseldorfに行ってないからまたアルトビールを飲みに行かなくては。
188 Köln - Hansa Stube
「週末、飲みに行こう」と友人に切り出したところ、「週末じゃなくて、今日なら」との返事。さっそく事前に調査しておいたクナイペ(ドイツ語で居酒屋)訪問。通常、普通のクナイペや醸造所では1杯1ユーロ20〜40セント程度なのだが、ここは1杯90セント。もともと調べていて向かうはずだったお店は、すでに2倍に値上がりしてしまっており、暫定的にこのお店が最安値ということになる。にしても、90セントは安い。
店内はそれほど広くなく、入り口付近が開放的なスペースになっていて丸テーブルに高い足の椅子。ここでも立ち飲みできそうだ。入って右手がカウンター、左手が座りのテーブル。カウンターにもまばらに椅子が用意されているが、もちろん我らは立ち飲み。「ケルシュ、2つね」と言ってカウンターへ。
今日はもう1〜2軒の予定だったので、ケルシュを軽ーく飲んで次へ。3杯でも2ユーロ弱なのは嬉しい。
2008年5月1日木曜日
187 Köln - Früh ☆☆☆☆☆
もちろん私は空いていた外の立ち飲み。ケルン大聖堂の尖塔の先っぽを眺めながらのケルシュ。悪くない。Frühの生ケルシュはどこか葡萄の香りがして旨い。けれども今日はもう飲み過ぎたので一杯で帰宅。折しもケルンはにわか雨に見舞われている。
一応これで現在立ち飲みと確認できている醸造所はあらかた回ったことになる。立ち飲みの可能性が高いのは、残すは大手「Dom」「Gaffel」あたりか。でも、せっかくケルンにいるのだし残りの醸造所も立ち飲みかどうかの調査を含めて訪問してみたい。気長にお待ちいただければブログに掲載できると思うので今しばらく待たれよ。
186 Köln - Peters Brauhaus ☆☆☆☆☆
2軒目。こちらも入り口のあたりは正統派の立ち飲みで、単に高いテーブルから椅子を取ったのではなく、足置きのバーが用意されていることから、元来の立ち飲みだと想像できる。もちろん座りのレストランも広々と。
前の店「Sion」で4杯ほど飲んでいた私は、危険信号点灯。なので2杯でそそくさと。当たり前なのだが、これまた違う味のケルシュ。再三でしつこいようだが、甘い大麦のビールならMühlen、のど越しキリッとしたケルシュならPäffgenだと私は確信し始めていた。
もう一軒だけ。
185 Köln - Brauhaus Sion ☆☆☆☆☆
本当はドイツの立ち飲みに☆評価なんていらないのだが。便宜的に。
日本がゴールデンウィークで休んでいるのなら、こちらはゴールデンタークだと一日限りの祝日を利用してケルン大聖堂付近の立ち飲みを回ってきた。
入り口の真ん前が立ち飲みカウンター(die Theke)になっていて、そこ+向かい側の壁際で立ち飲みできる。立ち飲みはここだけのようで、あとは座りのレストラン。立ち飲みの特典として、ビールを注ぐのを間近で見ることが出来、樽の交換の際の大掛かりなクレーンによる移動も眺めることができる。個人的には「ドイツの立ち飲みってこんな感じ」とイメージしていた通りの酒場だったため、嬉しい思いもあった。立ち飲み席でも、軽食をオーダーできるようだ。
祝日とあって、大変な混雑だったが立ち飲み席はそうでもなかった。生ケルシュはもちろんうまいのだけれど、ここのは記憶に残るほどの旨さではなかった。やはりPäffgenやMühlenが一番だと推薦したい。ただ、この店のカウンターは雰囲気が一番いい。
2008年4月30日水曜日
ドイツ立ち飲み事情考察2
上述のような理由のため、日本の立ち飲みでいう所の「アテ」は存在しない。そもそも存在し得ないのかも。ただ、よほど狭い・待ち合い場所に過ぎない、以外はメニューが用意されていて、ちゃんとオーダーすれば持って来てくれる(キャッシュオン)。例えば最近よく訪れる、Mühlen Kölschでは待ち合いの立ち飲み席がわずか数席しかなく、メニューも用意されていないので席が空くまでビールを飲んで待っているか、飲まずに立ち尽くすしか無いようである。逆にDüsseldorfのZum Schlüsselのある通りの立ち飲みは、どこも通りに面してたくさんの立ち飲みスペースが用意されており、中のレストランのメニューもオーダーできるようである。
立ち飲み席が十分に用意されているのは、基本的に大手の醸造元のケースが多い。彼らは多くのレストランを持っていて、様々なタイプの店でもてなすことができるからだ。座りのレストラン、内外の立ち飲み、ビアガーデン、地下レストランなどだ。反対に、そこまで大手ではないが固定客層のある醸造元の場合、たいていはその醸造所がそのままレストランになっている場合がほとんどなため、レストラン+立ち飲み席というパターンが多い。また、大手でもそうでなくても、立ち・座りに限らず、基本的にわんこビール。
このわんこビールという習慣、果たしてドイツ全土でこうなのか、ある限られた州のみなのか、はたまた旧西側だけなのかどうかということは今後の私の課題ということで。
2008年4月20日日曜日
184 Köln - Mühlen Kölsch ☆☆☆☆☆
この店は事前情報で、立ち飲みとは聞いてなかったのだが、ドイツの醸造レストランには基本の構造があることに気づいた。「基本的には座りで、それを待つ人々、ないしビールだけをサクッと飲んで行きたい人は、立ち飲み」ということである。なので、待合室的な要素を持つため立ち飲み席は基本的に少ない。しかし昨日の混雑はすさまじく、立ち飲みにも相当な人数。我々も立っていると「ケルシュ3つ?」とお兄さんが来て、早速ビール片手に待つことに。ここではキャッシュオン。
下馬評通り、こちらのケルシュは本当に旨かった。もちろん(3冷ホッピーを除けば)今まででナンバーワン。繁華街からも近いので、ケルンにお越しの際はぜひ、まずこのMühlenと他のケルシュ(比べる意味でも)を飲んでいただきたい。お店ではビールの販売所も兼ねているので、自分へのお土産の意味で瓶ビールを4本調達。また飲みに来よう。
2008年4月15日火曜日
183 Köln - Päffgen ☆☆☆☆☆
写真でどこまで伝わるかはわからないが、割と普通の路地にドッシリと入り口を構えるこちらの醸造元。あまりの重厚さに物怖じするも、突入。
もちろんここも「醸造所+レストラン、入り口付近には立ち飲み」という典型だと思って訪問したのだが、ちょっと想像とは違った。重たい扉を開けて中に入ると、2メートル幅くらいの廊下がまっすぐ伸びていて、すぐ右手に行くと座りのレストランで、まっすぐ進んだ突き当たりを右に進んでもレストランに通じている。おそらく廊下を直進した扉の先は醸造所なんだろう。廊下の途中には樽をそのままテーブル代わりにした座りの席がいくつかあって、新聞を読みながら一杯やっているおじさんがいる。・・・ん、肝心の立ち飲みは?一通り歩き回って見つからず、しようがない帰るか、と振り返るとそこに立ち飲みがあった。何しろ、入り口の扉を開けるともう一つ幕みたいなのがありそれをくぐると店内なのだが、その幕のそば。しかし立ち飲みはそこだけ。止まり木を見つけた鳥のように、目ざとく立ち飲みを発見した私はそこへ。
もちろん何も言わずとも、ビールが出てくる「わんこビーア」式。こちらはKölschの醸造元で、すぐそばにあるミニ樽から生を注いで出してくれる。・・うまい!日本に居た頃からあまりビールは飲まずにホッピー派だっただけに、生Kölschはうまい。やっぱり生で冷えてるのを飲むのが一番なんだなー。このお店は学校からも徒歩で行けるとあり、非常に(?)助かる。あと一週間しかケルンには滞在しない予定だったんだけど、もうちょっと延長しようか本気で悩んでしまう。
2008年4月13日日曜日
ドイツ立ち飲み事情考察1
ケルン市内までは定期があるので、ケルシュの立ち飲みも攻めて行きたい予定。候補としては、Früh am Domのレストラン地下、Brauhauskeller(醸造所地下)が立ち飲みっぽくて狙い目だったのだが、その後の調査で10月から3月までしか開いてないことを知る。
それ以外だと、語学学校のある駅の一つ先、割と普通の路地にあるPäffgenという醸造所兼レストラン入り口付近が立ち飲みなんだとか。学校帰りが狙い目か。
・Düsseldorf
すでに記事になっている2軒に加え、まだまだいくつもの醸造所・レストランを抱える、課題都市Düsseldorf。ひとまず挙げることができるのは、Schmacher Alt, Zum Uerige, Zum Schlüsselあたりは立ち飲みメインか。問題なのは、こうした醸造所が、同市内に別の支店を抱えていることである。もちろん同じ建物内の場合も(地下は立ち飲み、一階は座り、など)あるが、こうしたケースも別々の1軒としてカウントするべきか否か。こちらは電車賃がしっかりかかるので(往復で1000円!)ひとまず行ける時に行くのがよさそうだ。
・その他気になったこと
ドイツに行く前から、「ヨーロッパって基本立ち飲みなんじゃないの?」という漠然とした想像を持ってドイツに来たのだが、確かに街の至る所で「立ち飲み」を目にすることができる。
例えば、私はその規模とスタイルが非常に似ているなと勝手に「ドイツ版イトーヨーカドー」と名付けている、Galleria Kaufhofの地下の食品売り場にて:生鮮・鮮魚・精肉コーナーの隣に、シャンパン、ワインを出すバーが併設。高ーいスツールが備え付けてあるが立ち飲みしている人もいる。強引に考えれば、角打ち?こうした光景はどのKaufhofでも基本的に見ることができる。その他にも興味深かったのが、本屋の1階のど真ん中に、スタンディングのカフェが。おそらくビールも出しているのだろう。
先日驚いたのが、最寄りのスーパーに買い物に行った帰りに、激しい夕立に見舞われたのだが、その急いで帰る途中、「イトーヨーカドー」の軒先がなんと簡易の立ち飲みスペースに変わっていたのだ。雨宿りするお客さんにワインを振る舞っているようである。もちろん買ってもらうのが狙いなようだが、そんな商売根性がいいなと思った。日本じゃ難しいんだろうけど。ま、今回の考察はこんなもんで。
2008年4月4日金曜日
182 Düsseldorf - Schmacher Alt ☆☆☆☆☆
・・・・そうだ、ビールを飲もう。それも、わんこビーア。
というわけで、授業をサボって向かったのはDüsseldorfにあるSchmacher Altという、ビール醸造所兼レストラン兼立ち飲み。朝10時から開いていて、私が到着したのは11時。「おはよう」と言いながらビールを買いにくる(瓶ビールの販売所も兼ねているので)人々をながめながら、私は立ち飲み。もちろんこちらも「わんこビーア」形式。4杯目を飲んだころに、「今何杯目でしたっけ?」と店のおっちゃんに聞くと、「3杯目だと思うけど」と言われ、1杯分得した(得かはわからないけど)。コースターに印を付け忘れていたからな、たぶん。
本当は、他の醸造所もはしごする予定(4杯づつ)だったんだけど、もうどうでもよくなっちゃたので、そのまま飲み続ける。こないだは8杯で限界だったので、と頑張るつもりだったが、何しろ朝っぱらからなので体が言うことをきかない。とはいえ、おっちゃんに「勘定?それとももう1杯?」と聞かれ、「うーん・・・もう1杯」というやり取りを二回ほど繰り返し、「次が最後ね」と告げてようやくフィニッシュ。結局8杯。おそらくドイツ人は、もっと長い時間をかけて12、3杯飲むんだろうな。1時間半で8杯はキツかったですわ。案の定部屋へ帰ってきて完全にKO状態。久々に二日酔い、というか当日酔いを味わった。
次はやっぱりはしごしたいな。2杯づつ、4軒を目指して。
2008年3月30日日曜日
181 Deutschland Düsseldorf - Zum Schlüssel ☆☆☆☆☆
念願の、ドイツの立ち飲み訪問が早速叶った。方々で話していた「わんこビーア」である。ビールを大量に持ったおっちゃんが、飲み終わりそうな人の所に勝手に次のビールを置いて行き、伝票代わりにコースターに印を付けて去って行く。非常に合理的かつ、ビールぐらいしか飲まないからできる芸当なのだ。この立ち飲みがある通りは、他にもいくつか立ち飲みがあるので、次は別の立ち飲みに入ろう。
店の入り口付近は立ち飲みで、奥は座りのレストラン。土曜の夕方とあったが、立ち飲みの方が俄然混み合っていた。一杯は250ミリで、アルトビーアはコクがあってうまいのでどんどん飲めてしまう。私は8杯=2リットル飲んだ。勘定は2000円でしっかりおつりが来る程度。日本よりはさすがに安い。アテがないので、ひたすらビールを飲むことになるが、一応ソフトドリンクなるものも用意している・・・・らしい。あんまり良い顔はされないが。同じテーブルで飲んでいたご夫婦のコースターをちらりと見ると、杯数を示す線がびっしり!二人分とはいえ、あなたたち何杯飲んでるんですかと驚く(笑)
朝10時から空いているので、本気で飲もうと思えば20杯くらいはいくのかもしれないが、日本人がそこまで飲んだらおそらく帰れない。ちょっと挑戦してみたいけど。次は10杯を目標にひとまず頑張ります。写真は、コースター&店の様子。
2008年3月26日水曜日
2008年3月20日木曜日
[年度目標達成!]180 人形町 - 酒喰洲 ☆☆☆☆★
180軒目は、行こう行こうと思って行けなかった、この店へ。師匠からもいつぞやに「レベル高いから魚くっとけ〜」と言われたような。
魚は立ち飲み界では一番に安いんではないだろうか。なにしろ隣は魚屋。お造りどれでも294円はすげー。そしてうめー。雨だったから空いていてよかったのだが、時間が迫っていて一杯で出てしまった。比較的酒はちょっと高いかなー。次は焼き物なんかもいいな。
地図
179 日本橋 - 東京惣屋 茅場町店 ☆☆☆★★
十字路の角にあって、看板にデカデカと(うろ覚えだが)「会社で一日パソコンの前に座ってるんだから、呑むときくらい立って呑むのがちょうどいい」みたいなことが書いてある。椅子入れたら恨んでやるからなッ(笑)
東京惣屋というフード関係のチェーンらしく、HPには載ってないがその系列店のようだ。まるで新橋の「でり坊」みたいだわ。
店自体はいたって普通。私からすると高めの印象。ホッピーセット330円、なか180円、そと220円はまぁまぁか。レモンサワーに冷や奴。食べ終えたら次の店へ。
月〜土。ただし土曜は閉まるのがかなり早い。
地図
178 日本橋 - 和風スタンディング あ久利 ☆☆☆☆☆
「和風スタンディング」と、いかにも立ち飲み的にはアヤシ〜い名前なのだが、昭和レトロないたって普通の立ち飲み。いやむしろそこらへんの立ち飲みよりははるかにレベル高い。酒・アテを含めて、500円のメニューはたったひとつしかない。それ以外は250-300円クラスで非常に嬉しい。時間がなかったので、あまり長居できなかったけど。
なにより、お店をやりくりするのが感じのいいおばちゃんたちなのだ。昨日はわざわざカサを預かってもらった。徹底したキャッシュオン。場所柄、ちょっと行きにくいが、もしかしたら日本橋より茅場町の方が近いかも。
土日祝休み。
地図
2008年3月15日土曜日
177 三軒茶屋 - 戎参 三茶仲見世店 ☆☆☆☆★
ついこのあいだオープンしたようで、入り口付近のファサードまわりが立ち飲みカウンターになっている。あとは座り。おそらく今まで誰ひとり立ち飲みを選ばなかったようで、「立ち飲みでいいですか?」と言ったら若干困惑していた。カウンターにしては、かなり高い位置にあるのが気になったけど。
樽生ホッピーがあるので、それをメインに。串ものは、味の割に高い。行った事ないけど、「日本再生酒場」みたいな気がする。とはいえ、樽生ホッピーが黒白飲めるのは嬉しい。
地図
16-23、年末年始以外無休
176 三軒茶屋 - 串カツ伊藤荘246 ☆☆☆☆★
他の曜日はわからないけど、綺麗なおねーさんが一人で切り盛り。なんとなく北千住の「南蛮渡来」を思い出す。
串揚げは各自思い思いのオーダー。一本120円と明朗会計。私はあると必ず頼む、鶏のチューリップとトマト。同行者はクジラとか。チューリップの存在を知らなかったようで、興味津々。勧めて食べさせる。飲んだのはハイッピー。後払い。
地図
175 三軒茶屋 - 立ち呑み、おにぎり処 なごみや ☆☆☆★★
駅から渋谷方向に戻るように歩いてすぐ、こちらはある。カウンターと壁際の立ちスペース。キャッシュオン。ドリンク300円〜、フード200円〜。土曜日だからというのもあるんだが、マスター一人ではちょっと心細いかも。どうしてもオーダーが遅くなってしまいがち。
同行人の頼んだつまみを失敬しつつ、お互い一杯で次へ。
地図
17-24、日休
2008年3月14日金曜日
174 神保町 - 明治屋2nd ☆☆☆☆★
ひとしきり飲んだ後に、もう一軒だけ締め飲みに行こうと。だったら俄然立ち飲みだ、と主張しついでに、新規開拓までこなしてしまうという暴挙。なんにしても、みんなありがとう。
思っていたよりは狭い店で、カウンター中心のスタンディング・バル。フードはご当地価格というべきか、若干高めに思ったがこれくらいが普通なのかもね。ドリンクも高め。友人らと来たから良かったけど。一人で来たらそれはそれで楽しそうな気もする。
2008年3月12日水曜日
173 湯島 - 立ち呑み串焼・ひでまる ☆★★★★
湯島駅から南に歩いたビルの一階で、今のところ椅子のない立ち飲み。一応本日はホッピーで通していたのだが、やはりこちらも3キンではないようなので残念ながら緑茶ハイ。
メニュー自体は安くて好感触。ポテサラ200円に緑茶ハイ280円。ポテサラは自家製みたいだから、他の料理にも期待できそうだが、私はタイムアップ。帰らねば。
一番びっくりしたのは、この店を出た後に湯島から上野に歩いている途中で、向こうからキモノ姿の人が来るなーと思っていたら、それが親父だったこと。私はあいにく洋服だったから、キモノで相見えることはなかったけど、もしキモノ同士で遭遇していたら飲みに行ったんだろうなぁ・・・
*追記*数日後に通りかかったら、早速椅子が入っていた。
2008年3月10日月曜日
172 田町 - 立ち呑み わへい ☆☆☆★★
ここでも友人の素敵な話を聞かせてもらう。いい話に泣きそうになる。最後はドイツでの再会を約束して握手でさよなら。また、世界のどこかで会いましょう。
171 田町 - 一心 ☆☆☆★★
とはいえ、特にリサーチしていたわけでもなく、浜松町の日本酒が効いていて割りと大変だったのだが、せっかくなので新規開拓にお付き合いいただく。
この店自体は至ってふつーかなぁ。いわゆる立ち飲み。奥は少しだけ座敷みたいだ。
しかしこの友人、本当にバイタリティのある方で、父子ほども年が離れているのに私がパワーをもらってしまうくらい。だから話していて飽きない。次の店へ。
170 浜松町 - 名酒センター ☆☆★★★
やっぱり立ち飲みに行く時は事前の調査が肝心なのね。他にも何軒かあったはずだもん、あの界隈。「秋田屋」は微妙にトラップ地味ているし。
日本酒のまったく飲めない私。今日は助走どころか大ブレーキの予感。
2008年3月6日木曜日
169 御茶ノ水 - DOUBLE BAY ☆☆☆★★
わかってはいたのだが、椅子が入っている。壁際は唯一立ち飲めるようだ。
ワインについて全く詳しくないので何とも書けないが、基本は500均。黒板やホワイトボードに色々書いてある。マスターはうら若きお姉さんだが、お客さんが私だけで、いささか気まずいムード。ビールを飲み終えたら、頃合いほどよく出てきてしまった。
2008年3月5日水曜日
168 神田 - 立ち呑み 一大 ☆☆☆☆★
第一に、立ち飲みが沢山あるということ。今日は仕事中から、帰りにどこに寄って帰ろうかを悩んでいて、数週間ぶりにMALTANへ。さすがはマスター、椅子ありなのにわざわざ立ち飲んでいた私を覚えてくれていた。色々身の上を語りながら、オリジナルエールを。
さーて次に行くかと思い、店を出たら目の前にこの店が出来ていた。先週金曜のオープンで、店内の品はすべて300、200、100円のいずれか。100円のはほとんど無いので、無理やりスリープライスに仕立てたのかなぁと思ってしまう。今日ははしごだったので、チューハイ一杯で退散。12時までやっているのは助かるから、もう何度か顔を出せると思う。
第二に、こうして新しい店を発見できるから、である。
2008年3月4日火曜日
167 池袋 - 笹屋 ☆☆☆☆★
この日は予定外に飲み過ぎた。結局いろいろあって、家に帰ることができなかった私。せっかく23になったばかりだというのに、あーいつまでこんなことやってるんだろう・・・
地図
166 池袋 - たちのみ喜平 ☆☆☆★★
もう二人とも大分酒がまわっているので記憶として危ういのだが、私はハイネケン300円、マニア氏はギネス。
マニア氏の持参したgoogleマップを見ながら、あれやこれやと立ち飲み談義。私も春からは立ち飲みマップを世界版にする野望が・・・
地図
2008年3月3日月曜日
165 駒込 - たち飲み きんらん ☆☆☆☆☆
さすがにおじさん率は高いが、入り口すぐの壁沿いに立つ。ここは典型的な私好みの店。チューハイにやっこ、もろきゅう。メインは格安の餃子で決まり。もう少し早く存在を知っていれば…という店である。
地図(くしあげやの3軒となり)
164 駒込 - 立ち飲み くしあげや ☆☆☆☆★
くしあげやの名の通り、くしあげの店なんだが、店のお兄さんの感じがとってもよく、お茶の水のはちまるに通ずるものがある。
レモンサワーに串をいくつか平らげて次の店へ。
2008年3月1日土曜日
163 新橋 - じゃんけんポン ☆☆★★★
つまみの数は確かに多いが、味は・・。それにもまして、あんまり品のよろしくない常連方。隣で飲んでる人間の気にもなってみろと思わざるを得ない。タバコも吸うし。一度行きたかった店だけに、残念。
目に入った立ち飲みに入ると決めていたのに、お腹いっぱいで諦める。今日見かけた立ち飲みは、「へそ」「豚娘」「和田鮨」「うなぎぶた」「DNK(椅子入った)」「炭火 桃吉」「ごひいきに」あたりか。
162 新橋 - 立呑み 大友 ☆☆☆★★
存在する立ち飲みすべてに行けばいいという訳ではなくて、街によって抑えるべき店を絞って行くべきだ。というのはこないだ師匠と話していたテーマ。新橋で行くべき店は、こないだ師匠と行ったわけで。とはいえ、一度は入らないと雰囲気は理解できないし、行った気になって偉そうな顔もしたくない。だから今日は目に入った立ち飲みに入ってみることに。
この店はカウンターだけの狭い店。おでんと串物がメインで100円から。飲み物はだいたい380円くらいで、若干高めに感じた。女将さんが気さくでいい感じ。
2008年2月22日金曜日
160 恵比寿 - 丸山酒店 ☆☆☆☆☆
なんていうか、うわーこういう店好き。焼酎びっくりするくらい安い。黒糖の長雲がショット380円は角打ちながらの値段。いろいろ試し飲みするには最高かも。恵比寿も捨てたもんじゃないな、うん。
問題は0次会で飲み過ぎた私。怒られなきゃいいけど。
159 恵比寿 - LIQUOR SHOP YAMAMOTO ☆☆☆☆☆
こないだ師匠に会った時に、ちゃんと聞いておいて良かった。改めて調査してみても、恵比寿は行きたくないような店ばかり。何よりどうしても高い。
ただ、さすがは恵比寿。角打ちとて、とてもおされ。ビルの地下にあるんだが、左奥に少しバー・スペースが。評判のギネスに、アテは100円サラミ。いいねー、れっきとした角打ちだ。ただ、ギネスが299円に値上がりしてました。とはいえ安いんだけど。
2008年2月19日火曜日
158 神田 - bar Costilla ☆☆☆☆★
外から見る限り、間違いなくバルっぽいんだが、確信が持てず、一度は通り過ぎて「味の笛」で飲んでいた私。しかし気になって戻り、時間もまだ30分あるから、と入る。やっぱりスタンディングのバル。椅子は表のオブジェだったみたい。スペインの民家チック?な内装は変に気取っていなくて素敵。振り返れば、向かいは神田の古い路地裏なのがまた良い。狭い一階の奥にある階段を登ると、座りの二階があるらしい。
時間と財布に相談して、ビール350円にオリーブ400円。木村祐一似のマスターに聞けば、神田で開店して「2年ちょっと」だそうだ。うかつだった、路地裏にスタンディングのバルがあったなんて。ここは料理(大体500円前後)も美味しそうだし、まだまだ通う余地がありそうね。ワインには詳しくないから、暇があったら師匠に行ってもらおうかしら。
17-23時
地図
157 新橋 - TACHINOMI-BAR 丸金 ☆☆☆★★
立ち飲みというよりスタンディングバーに近いかな。基本500円から。師匠のご厚意でご馳走になってしまったが、このお礼はドイツにて必ずや。バスペールエールの小瓶をいただき、ちびちびと。後で調べたら、ついこないだオープンした店なんだとか。二階も立ち飲み。
しっかし今日はハイボールで酔っぱらってしまった私。今思い出してみると、ハイボールというよりウイスキーのロックに炭酸が少し、って感じでこれこそまさにパワーボールにふさわしい。これからはきおつけます。
156 新橋 - ぎょうざ立ち呑み めだか ☆☆☆☆★
「浦ちゃん」のハイボールがボディブローで効いてきたので可愛く緑茶割り(笑)。師匠は水餃子が一番のお気に入りだそうだが、私は焼・水・蒸・揚のどれかと言われれば焼きぎょうざ、かなぁ。巷の毒ぎょうざ事件でダメージを受けているかと思ったけど、しっかりお客さん入っていた。そろそろ記憶の問題で思い出せなくなるタイムに突入。あぁ悲しきハイボール……
155 新橋 - でり坊 ☆☆☆☆★
師匠は酎ハイ、私はレモンサワー、アテは柿ピーで計300円。本来の立ち飲みの行き着くところ、これだけで十分だと思う。200円、300円のつまみも充実していて、待ち合わせにも梯子にも使えそうだ。まだまだ認知度が低く、空いてるのも良し。
154 新橋 - 浦ちゃん ☆☆☆☆☆
CPのよいつまみが多く、何を食べてもハズレがない、と師匠は語る。確かに、つくねも、アジフライも、ポテサラも、今まで食べた中では最高クラス。北千住の有名店と食べ比べてみたい。
たまたま飲んでいたハイボールが、異常なまでの濃さ。後々にまでしっかり響いてしまい、反省。
地図(CJビル地下)
2008年2月18日月曜日
153 新橋 - 新橋に飲みいこ! ☆☆★★★
それでも、いざ現地に着いてみて、知らなかった立ち飲みが新たにオープンしていたり、あるはずの店が潰れていたりすることはよくある。
今日の目的はあくまで西新橋での立ち飲みデートだから、新橋駅前は範囲外。散歩がてらに歩いていても、色々な立ち飲みが見つかる。そんなわけで、今いる店もそうなんだが、こちら新橋のアンテナショップを目指しているらしい。今さら行かないが、有名な「竜馬」直営だとか。無駄に強い暖房が気になるんだが。面白い店名に引かれて入ってみたが、次はない。アリーデヴェルチ。
152 新橋 - 鹿シ和屋 ☆☆☆☆★
今日は立ち飲み師匠と新橋デート。ちょっと早いが、もしかしたらドイツ前に師匠に逢えるのも今日が最後かもしれない。最後であってもなくとも、本当にお世話になりました。今度は私がお返しする番。待っててね、白アスパラ〜(笑)
さて、待ち合わせまでに時間があるので、立ち飲みを回る。流石は新橋、立ち飲み密集度は世界一かな。ドイツまでに200軒という数字を意識したら、この街にお世話になるしかない。実際、3月に入って時間ができたら、新橋に通うつもりであるが。
この店はちょっと外れにあるが、立ち飲みというより角打ち。ドリンク二杯につまみ一品で500円という定番セットが嬉しい限り。ホッピーは250円だし、新橋のレベルは高いか、もしくはここが安いだけか。
柏にあるのか角打ち
今日はにわかには信じがたいが、柏にある(と噂される)角打ちを探してこようと思っています。もはや車でしか行けないから、独りでは行けないのだけどね。
今日は夜から新橋デビュー♪早めに行って、かるーくはしごもいいかも。
2008年2月16日土曜日
151 池袋 - LONDON PUB RAILWAY TAVERN ☆☆☆★★
今日は150軒達成後、行きつけを回って帰る予定。池袋の行きつけに行く途中に、改札内で見つけたこの店。
まぁ、良くも悪くも新宿「ベルク」と大差ない。椅子ありなのも一緒。ただ、立ち飲みを見かけたら、入らずにはいられないのである。
地図(JR池袋駅改札内)
[祝150軒!]150 水道橋 - スタンドヒーロー ☆☆☆★★
150軒目はいたって普通の串揚げ立ち飲みになりました。本当は店をこだわろうかとも考えていましたが、時間的余裕の問題で無理。
串揚げ専門のようで、だいたい一串150円から。こんなところで150軒を祝っていただけるとは(こじつけ)。面倒くさいので串揚げほろ酔いセットなるものを。串揚げ六本とドリンクで890円。ホッピーは380の中外200ずつ。よく考えてみたら、財布の残高がヤバそうだ………硬貨しかないぞ!?
2008年2月14日木曜日
149 神田 - MALTAN ☆☆☆☆★
ここはとにかくウイスキーが安い。抜群に安い。洋酒は詳しくないが、安いことは分かる。さらに、自家製のエールと日本の地ビールを取り揃えていて、とても嬉しい。洋酒はまずここに連れて行こうっと。食べてないが、フードも安い。自家製のエール「MALTAN」は、癖になる味わい。キャッシュオン。
2008年2月11日月曜日
148 錦糸町 - たちのみ屋 串やす ☆☆☆☆★
祝日の夜だからか親父さん一人でやっている。キャッシュオン。
関西串揚げを謳っていて、串は一本100円から。個人的にはさっきの店より数倍もいい感触。個人的な話になるが、200円の鶏のチューリップは特に思い出がある。小さい頃、静岡の田舎に帰った時、いつも祖母が作ってくれたのが「チューリップ」だった。私は小さい頃、この「チューリップ」が本当に好きで、帰る度に毎回リクエストしていた。いつしか田舎に帰る機会も減ってしまい、祖母の「チューリップ」を食べることもなくなってしまったが・・・。そんなことをふと思い出した。
今年はそんな祖母の三周忌。きっとこの国にいない孫を、どうか見守っていて欲しい。
147 錦糸町 - ちょいのみ まる大本舗 ☆☆☆★★
2008年2月9日土曜日
146 勝ちどき - la piccola cantina TOKI ☆☆☆★★
ワインは嗜好しないからわからないが、生ギネスがパイントで580円は安い。ワインもかなり安いみたいだ。惜しむらくはつまみがないこと。いや、あるんだろうがわからない。
今日は天候のおかげでかなり空いていたが、平日はどーやら。ここを出たら外は大雪で、同行人とかなり焦った。
145 月島 - 越後屋枝村酒店 ☆☆☆★★
晴海通りを勝ちどきの方へ歩いて、この店。入り口近くが角打ちスペース。角打ちなのに瓶ビールが500円なのはいかがなものか、商業的な匂い。わざわざ来るほどの店ではないか。
144 月島 - 立ち呑み大島や ☆☆☆☆☆
カウンターだけの小さな店だが、個人的にとっても好きな店。つまみは安いし、ホッピーはシャリシャリの3冷である。煮込み300円はさすがの味。平日はかなり混んでいるんだろうな、と思う。今日はこんな天気で、ある意味狙い目だったが、こんな店が近所にあったら、立ち飲み好きとしては本当に天国である。キャッシュオン。
143 月島 - アトリエバー tin ☆☆☆☆★
待ち合わせの友人が待てども待てども来ないので、痺れを切らして一軒目に突入。ここは狭い。バーテンさんがいて、ちゃんとカクテルを作ってくれる。狭さと雰囲気は三鷹台の「三鷹台バル」に近いかな。狭い店は好きなのでいいかも。メニューがなくて焦ってしまうが、ひとまずビール。
相変わらず友人から連絡がない。何かあったのだろうか。
142 御徒町 - スタンディングコーナー ☆☆☆★★
ここ「スタンディングコーナー」も、もちろん存在は知っていたが、入ったことがなかった。椅子ありだし、営業時間も合わないし、とどこか敬遠していたのは確か。しかし立ち飲み強化月間(今決めた)としては、貪欲に行きたいところ。たまたま上野を歩いていて、開いていたから入ってみた、そんな感じである。
有名な店なので、今さら説明は割愛だが、やっぱりちょっと高め。メニュー自体は豊富で良さそうだし、雰囲気もいい。ま、ここに行くくらいなら「スタンドバー21番地」や「松井酒店」に行った方が…と思ってしまうなぁ。いや、歴史あるいい店なんですけどね。
土日も早くから開いてて嬉しいが、上野には「たきおか」がある。もう少しハイソな方々がいらっしゃるのかな。カフェ代わりにいいかも。
月金:14-23時、土:14-22時、日:14-21時。
地図
2008年2月8日金曜日
141 船橋 - よこよこ ☆☆☆☆★
ここの売りは安さで、確かにもろもろ安い。串は80円からだし、一品物もピンキリ揃えている。酒も決して高くないが、ホッピーのなかの値段がどこにも見当たらなく、一体いくらなんだろう…
今日は三軒目にしての訪問だったので大した長居は出来なかったが、船橋・津田沼エリアに来た時は是非顔を出したい店だ。
140 船橋 - 山清酒店 ☆☆☆☆☆
仕方なく改札を出て、あらかじめ調査済みの船橋へ再び。後述の「よこよこ」から少しだけ南に行ったところにこの店はある。
夕方4時半から夜7時まで、ときっちり角打ちの時間を決めていて、お母さん一人の店。それを知らずに4時半少し前に入店してしまったわけだが、快く飲ませてくれた。ここは典型的な角打ちで、入り口からみて右に、紙に書かれた酒のメニューがある。9割は常連さん。
「あなたのような若い人は本当に久しぶりね」と雑談していたら、やはり次々ご常連が集まりだした。昭和の歌謡曲がテーマらしい。とりあえず首を突っ込まないようにしよう。
夕方4時半から7時まで。キャッシュオン。
地図
139 津田沼 - ギュートン軒 ☆☆☆☆☆
割りと大きなビルの立ち並ぶ駅前に、いきなり現れるこの店は、かなりハイレベルな店。店内奥にカウンターがあり、そこで注文および支払い、壁際に設えたカウンターで飲む形式。神田「芳」から椅子を取って、超小型化した感じ。
おばちゃん二人が切り盛りしていて、つまみは格安。150から200円前後で、最高でも280円のまぐろぶつ。味もいい。
開店時間に行ったから大丈夫だったのだが、唯一の懸念はタバコ。注文カウンター横に二人分くらいのわずかな禁煙スペースは混雑するとおそらく雀の涙程度だろう。柏からも案外近い津田沼。また来たい。
月金:15-21:30、土:15-20:30、日祝定休
地図
2008年2月4日月曜日
138 上野 - 飲み亭食い亭 やりき ☆☆☆★★
というわけで、向かったのがつい1月にオープンしたこの店というわけ。
こちらはコイン制の300均一。店は二階、三階からなり、二階はスタンディング、三階は座りのようである。遅い時間のせいか、客は私だけ。中央にある両替機で、一旦コインに変えるのは「100ダイニング」を意識してか。一応100円からコインにできる。
大して使うつもりがなかったのに、手持ちは千円札しかなく、渋々手には10枚のメダル。ホッピーのセットはメダル三枚。その他あらゆる酒や料理はあらかたメダル三枚で、チーズ盛りに味つけ玉子。
店内は白を基調とし、全体的に若い。音楽は流行的には古いが、ちょっとうるさいレベル。私も年を取った、と書くと怒られるわけだが(笑)、早い営業時間を考慮しても、やはり近隣の「たきおか」には敵わない。
月金:14-23時半、土:12-23時半、日祝:12-22時。年中無休地図
2008年1月25日金曜日
137 日暮里 - 中村屋丸康酒店 ☆☆☆★★
壁にメニューが張り出してあって、日本酒やら焼酎やら。時間的な制限もあって、ビール大瓶350円を平らげて帰る。確かにいい店だけど、わざわざ時間を割いて来るまでもないか。
136 三河島 - 家谷酒店 ☆☆★★★
言われた通りに進むと確かに見つけたこの店。帝国湯という銭湯の真ん前だが、いかんせん看板などないので注意。
入ると、とにかく雑多な店内。入り口すぐの所で飲んでいたが、日本酒、焼酎、ワインが乱雑に置いてある。ビール大瓶335円はおそらく先日の茗荷谷「寺内酒店」より2円ほど最安値更新。わざわざ三河島から歩いて来るほどではないか。
※ 当初、「家松酒店」との記述をしておりましたが、正しくは「家谷酒店」様でした。大変失礼致しました。訂正させていただきます。
2008年1月20日日曜日
135 王子 - 平沢蒲鉾店 ☆☆☆☆★
私は早く着いたので前述の「立ち飲み笑和」にてホッピーを二杯。ようやく駅前で合流して向かう。
「二人ですけど大丈夫ですかぁ?」と聞くと、常連のおっちゃんが空けてくれておでん鍋の真ん前に。お湯割梅入りをチビりやりつつ、各々好きなネタを食べる。しかし本日の同行者、無類のおでん好きでかなりハイペースでおでんを食べる。この後赤羽「丸健水産」では案の定ペースダウン。ほらみたことか。私はというと、実はおでんで食べられるネタが少なく、どちらかと言えばこの店の味付けより赤羽の味付けの方が好み。だが、おでん出汁で仕込んだという牛スジ煮込みは抜群に旨い。
一通り飲んで食べてたが、勘定は安い。ごちそうさま。
無休
地図
134 王子 - 立ち飲み 笑和 ☆☆☆☆★
駅前にあるこの店は、土日も営業する素晴らしい店。不定休らしく店内にあるカレンダーに休みの日にマークしてある。また、都内有数の生ホッピーが飲める店としても有名である。やはり生ホッピーはビールよりも断然旨い。何か一品…と目についた煮込みをいただく。ゴボウがいい感じ。
待ち合わせ時間が迫りつつ、ホッピーをおかわり。では、本日も立ち飲みスタート。
月金:17-24時、土日:15-22時、不定休
地図
2008年1月18日金曜日
133 茗荷谷 - 立飲処 皆吉 ☆☆☆★★
ここは全品400円で、椅子率が20%ぐらいの、ほとんどは立ち飲み。金曜日の8時とあって、かなりの盛況だが入れてもらう。中央にあるカウンターで注文をして、自分の立ち場所に持っていくという半セルフ。手間のかかりそうなものは先にお金を払って、席まで持って来てくれる。私はビールと刺身で退散。
次々人が入ってきてバツが悪いのですぐ帰る。上沼恵美子似のお母さんがいい感じ。
132 茗荷谷 - 寺内酒店 ☆☆☆☆☆
住所は把握していたけれど、正確な場所を調べずに向かう最近の悪い癖。今日は相当に迷う。なんとなーく目印で向かった「小石川郵便局」の横道がまさか奥まで続いているとは気付かずに迷い、数少ない電柱を頼りに進むも逆方向に進んでしまい迷い、ようやく発見できたら、なんだこんなところにあったのか的な敗北感。ま、とにかく見つかったから無問題。
一見普通の酒屋なのだが、お店のお母さんに「えと、立ち飲みは…?」と申し上げると、奥へどうぞ、と。暖簾をくぐればもう角打ちワールドである。酒は店頭に並んでいる物を好きに選んで飲む典型的な角打ちで、お母さん曰く「最近は立ち飲みもねぇ…」と悲しいコメント。出来れば通いたいけどちょっと難しい。大瓶337円はおそらく新記録更新の安さ。ちなみにトイレはいったん店を出て通りを挟んで向かいのマンションのガレージの奥。なかなか珍妙で面白い。
「着物来た若い男の子が…」と言えば私のことは認識できるはず。
月金 22時まで
地図
2008年1月15日火曜日
131 神田 - 洋酒スタンドDARUMA ☆☆☆☆☆
神田では歴史ある店で、お店を仕切る女性が代々中国の方。西部劇のバーみたいな入り口だが、中身はいたって純和風。カラオケまである。しかしまぁ狭い。本当に他のお客さんとの距離が近く、私も自然と話しかけられていた。「あの向かいの本屋で働いてまして……あ、休憩時間にここに来たのはヒミツですよ(笑)」と簡単に挨拶。休憩時間も押していたし、中瓶一本で退散。ここはもっとゆっくり来よう。
16-24時、月金
地図
2008年1月12日土曜日
130 馬橋 - 立呑み一パイ処 寸来来 ☆★★★★
昨年、立ち飲み一年目の目標として、130軒という数字があっただけに、記念すべき130軒目がこんな低レベルの店なのは悔やまれる。しかし、1軒は1軒。
馬橋駅から、北側の大通りをちょっと歩くと左手にあるこの店。聞いていた通り、本当にプレハブ小屋。入ってみると、30歳そこらのババアども(この店限定の表現)が座って騒いでいて、一緒にいる男もバカを絵に描いたような顔をしている。
私は狭い狭いカウンターに身を寄せて、梅サワー一杯だけで帰る。店主もろくに注文もとらないし、こんな田舎にあるんだからよっぽど地元に愛される店なんだろうと期待して行った私がバカみたいだ。やはり常磐線沿線は北千住まで行かないとろくな店はない。今は閉まっている、北小金「立ち飲みパシェール」が残念でならないが。
でも、この情報を知らなければ来れなかったわけで。ricoでお世話になっている、あやさんありがとう。
2008年1月10日木曜日
129 神田 - あわどり ☆☆☆★★
カウンターのみの焼鳥立ち飲みで、ガード下はおのずと店の構造が酷似してくる。メニューらしいメニューは壁に貼ってある紙で、とりあえず師匠と同じく焼酎お湯割り。なんか濃い気がしたのは私だけ?焼き物はネタが大振りでうまい。散々「焼き物は二本しばりで・・・」というディープな話を繰り広げて来た一門会だけに、焼鳥は一本ずつにしてもらう。突き出しはイカフレーバーマックスで1ラウンドKOだったけど、トマトも一人前なのに量が多くていい。
どこかスナックの匂いを感じていたら、二階はカラオケ&ママ付きの店なんだとか。
地図
128 小川町 - 河北や ☆☆☆☆★
立ち食い蕎麦+夜立ち飲みというケースは割と多いのだが、ここはちょっと変則的。通りに面したガラス張りの店内は、入って右手に立ち専用の四角いテーブルが二つ。左手にはテーブルと椅子。突き当たりが厨房になっていて、おばちゃんたちがせっせと料理や酒を用意する。中央に食券機があって、そこで食券を購入して頼むという形式。ビールのボタンに、手書きでホッピーと書いてあるのがなんだか味がある。師匠は白、私は黒だったが、なぜだか白は市販、黒は業務用で出されて、師匠は不思議がっていた。
つまみはABCの3価格帯があって、200円、350円、450円だったかな。師匠は赤ウインナーと鶏唐揚げ、私はオムレツ。どれもおいしい。ホッピーのなかを頼もうとしたら、なかだけは口頭での注文なんだとか。飲み終えた頃に、おばちゃんがお冷やを持って来てくれた。そーいうのが嬉しいんです。
21時まで
地図
2008年1月9日水曜日
師匠と立ち飲みフィールドワーク
お茶の水「集い場 はちまる」で待ち合わせして、師匠は瓶ビールに私はホッピー。混んできたからお互いクエン酸サワーを飲んで、次の店へ。
次は師匠の未訪問の角打ち「中屋酒店」。念願叶って入店できたとお喜び。お店のお母さんに聞いたら、21時までだそうな。
昼間はそば屋、夜は立ち飲み屋という「河北や」へ。住所はわかっているのになかなかたどり着けない。ようやく見つけたと思ったら、「中屋酒店」から道路渡ってまっすぐでした、というオチ。
再び小川町方面まで戻り、「立ち呑み じろ銀」へ。前回訪問した時に喋り過ぎたせいか、ばっちり顔を覚えられている。料理が師匠のお口にあったようで嬉しい。
神田駅まで歩いて、気になっていた「あわどり」へ。見た目では立ち飲みとは解りづらいが、師匠がドアに首をつっこみ確認してくれた。帰り際、次々と店じまいを急ぐ店を見ていて、「神田は22時」という結論に至った一門会でした。
私はそれから北千住「椿」へ。11日から旅行に行ってしまうマスターに挨拶がてら、教えてもらった酒屋に行って来た報告。さすがに今日は酔った。
2008年1月5日土曜日
127 新宿 - まる徳 ☆☆☆☆☆
青山一丁目から赤坂見附まで歩いて、丸ノ内線で新宿へ。とりあえず喉を潤すべく「BERG」で黒ビール。相変わらず、混んで来ると早く帰れオーラが出るこの店。
新宿だと「おおの屋」くらいしか知らないため、オープンまでふらりと新宿散策。立ち飲みを見つけられれば幸いという思い。
まんまと見つけた、というか前から知ってはいたけど機会に恵まれなかった「まる福」。何でも正月は早くから店を開けているんだとか。空いていたので、マスターと立ち飲み談義。店内は入り口すぐがカウンターで、奥には複数向けテーブル。キャッシュオン。ここは日本酒が安い店なのだが、はしご酒を考えて焼酎で通す。確かに酒は安いし、アテも旨い。ひとしきりマスターと談笑し、次の店のオープンが迫っているのでお暇を。ここはまた来よう。
2008年1月3日木曜日
126 神田 - スタンドチムニー神田どんどん ☆☆☆☆★
普段平日だと私が退社するころには閉店時間直前、という店だけに、この時間に行けるチャンスがあるのはラッキーである。神田では歴史ある立ち飲みだし、今日は表敬訪問といきますか。
いくつかの書籍で、その店内の様子はうかがい知っていたが、訪問してその姿は合致した。狭い。椅子など入れたら大変だ。入り口右手にカウンターが変則的に柱を取り巻くように伸び、それが奥まで。奥、といっても満員で12、3人か。こんな年明けすぐにここが空いているのはある意味疑問だったので大将に聞いてみたら、「仕込みがたくさんあって。このまま仕込みだけして帰るのも何だから、そのまま店を開けちまったんだよ。本来は明日からなんだけど。」と。素敵な偶然。
ホッピーを頼んで、キムチとアジフライ。どちらもボリュームたっぷりで満足。普段お金をあまり持ち歩かない性格のせいか、予算的な限界で今日は帰る。わずか20分の滞在だったけど、満足満足。