2008年6月21日土曜日

ケル文研

いや、タイトルはお考えの通り、まぁ「角文研」ではないけれど。「ケルシュ文化」という本を最近買って、その影響でなんとなく。

その中で、面白いと思ったのが「ケルシュ・テスト」

次の点に関して、調査員が居酒屋を訪問してケルシュを頼み、それを批評・ランク付けするというもの。

・Füllstrich(ビールグラスに書いてある、○○ミリという表示。要するに泡とビールの量的なバランスがとれているかどうか)

・温度(キンキンに冷やすのは減点)

・泡の高さ

・泡の強度(グラスに注がれて、テーブルに持って来られた瞬間から何秒間、泡が消えずにいるか)

・泡のきめ細かさ(毎回ルーペで測ったらしい。小さい方が高評価)

・グラスが清潔かどうか

・味(「そもそも味は好みの問題である」、と定義した上で、ケルン出身の調査団が「これはケルシュ」と認めればOK。実際ノミネートされた居酒屋のほぼすべてが味に関しては満点orz)


このテストですべての項目で最高点を取ると41点満点になり、数ある居酒屋のうち満点を手に入れたのはわずか2軒。と、ここまではmixiと一緒。ここではその紹介も。

*Brauhaus Schreckenskammer:ケルン中央駅から徒歩圏内にあり、今住んでいる家からもギリギリ徒歩で行ける距離。Schreckenskammerというケルシュは、ドイツ中探してもこの醸造所でしか飲むことができず、しかも市販の瓶もあるようだがまだ一度も目にしたことはない。調べによれば、他の醸造所同様、入り口付近には立ち飲みスペースがあるはず。こちらでは珍しく、日曜祝日が休みで、平日の営業時間も比較的短い。

*Max Stark:ここも以前から、チェックしていたお店。中央駅から電車で2駅。ここの店で注目したいのは、本当に珍しく「ケルシュ用の小さなおつまみ」が割と充実していることである。以前にも書いたように、ケルシュに合うおつまみの定番としてまずハンバーグFrikadelnがあり、その他チーズ、ゆで卵、ポテトなど、これでもかなり充実しているほうだ。当然立ち飲み席あり。ここで提供されるケルシュは、ケルシュでも1、2の人気を争うPäffgenである。

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