あーやだやだ。すっかり記事にするのを忘れていた一軒があった。もう二ヶ月も前のことだ。ゲルゼンキルヒェンというちょっと遠い街に(電車で2時間近く)面接に行った帰りに寄り道したんだった。
さすがビールの国とも言うべき広大なビアホールは割とドイツのイメージとして有名だが、ここの居酒屋はちょっと違い、何しろ「元市民プール」という変わり種なのだ。いわゆるプールサイドの部分は椅子席になっていて、浴槽の中が広大なカウンタースペースになっていて、そこで立てる。床こそフローリングだが、壁には昔ここが浴槽だったことを示すタイルが見える。2階の元更衣室もうまくテーブル席に改装してある。経営難に陥ったこの市民プールという建物自体をどうにかして残しておきたいという地元の人々の願いでこうなったらしい。
ビールはデュッセルドルフとは違って普通の500ミリのジョッキで出てくる。もう味も銘柄も忘れてしまったけれど。
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