最近は電柱の住所表記が減ったように思う。ビルや個人宅の軒先にも、住所が出ていることはなく、ポツリポツリと点在する電柱を見て住所を確認する。そうやって見つけたこの店。明治出身で、この界隈は少しは詳しいだろうと自負していたはずだったが、暗くなるとダメ。お酒が回ってもダメ。まぁ、無事に見つかったんだからいいじゃないか。
立ち食い蕎麦+夜立ち飲みというケースは割と多いのだが、ここはちょっと変則的。通りに面したガラス張りの店内は、入って右手に立ち専用の四角いテーブルが二つ。左手にはテーブルと椅子。突き当たりが厨房になっていて、おばちゃんたちがせっせと料理や酒を用意する。中央に食券機があって、そこで食券を購入して頼むという形式。ビールのボタンに、手書きでホッピーと書いてあるのがなんだか味がある。師匠は白、私は黒だったが、なぜだか白は市販、黒は業務用で出されて、師匠は不思議がっていた。
つまみはABCの3価格帯があって、200円、350円、450円だったかな。師匠は赤ウインナーと鶏唐揚げ、私はオムレツ。どれもおいしい。ホッピーのなかを頼もうとしたら、なかだけは口頭での注文なんだとか。飲み終えた頃に、おばちゃんがお冷やを持って来てくれた。そーいうのが嬉しいんです。
21時まで
地図
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