2007年9月7日金曜日

浅草 - 四方酒店 ☆☆☆☆☆

アサヒビールの店、23番地を出て、すぐに向かったのがこの店。この店は正真正銘の「角打ち」で、酒屋のレジで買った酒をそのまま飲める。元来、角打ちという言葉は九州生まれで、関東のごく一部では角打ちのことを、「かぶと酒」と呼んだらしい。

この四方酒店は、ぱっと見、単なる酒屋である。が、レジのところでそのまま飲める。せっかく浅草に来たからには、電気ブランをいただく。はじめて飲んだ電気ブランの味は、なんだかよく分からないという結論に至る。試飲200円とは言え、ストレートでは十分な量。つまみはサラミなど100円〜は酒屋らしくていい。

また女将さんの人柄がとてもよく、こんな若造相手でも、しっかり話題をくれる。きっとおしゃべり好きなんだなぁ。立ち飲みでの最高のつまみはおしゃべりだからね。女将さん「ネットでこの店調べたら、(立ち飲み用のテーブルなどが)何にもない店って書いてあったのよう。」と。そこで『じゃあ僕もネットで少し書いてるので、違うように書いておきますよ。』「あらそーぉ?なら、近いうちにテーブル作りますからっと書いておいて〜」はい、この通り。電気ブラン一杯だけ、たった200円しか飲まないで出たのに、最後は女将さんだけでなくご主人やおばあちゃんからも「ありがとうございました。」の声。女将さんは「またお立ち寄り下さいね。」と。もちろん立ち寄りますとも。酒のせいではない、心も体も暖まった夜だった。☆☆☆☆☆

地図

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