2008年12月30日火曜日

244 新馬場 - 焼酎楽園 菜花 ☆☆☆☆☆

尋常じゃないほどの焼酎の品揃えと安さでもって圧倒されるこの店。立ち飲み業界では池袋の「げんき」と双璧をなすんではないか。

一番高い焼酎で500円である。しかも90ミリ。「儲けは考えてないからねー」と立川談志似の気さくなマスターも魅力の一つ。どっちみちドイツで無理だが、もう少し近くに住んでいたら・・と思うばかりである。

基本的に無休。日曜日もやってるのは超嬉しい。

243 品川 - Ushio ☆☆★★★

アトレ品川に入っている立ち食い寿司。各席にコインが置いてあってそれをお皿に置くと板前さんが握ってくれる。

しかしコインにしている利点がまったく見えてこない。実際他のお客さんは普通に口頭で注文しているし。置いたはずの鉄火巻きのコインに気づかずにずーっとほったらかしになったのでさりげなく戻しておいた。

立ち食い寿司はいまだハズレしか引いていない私。てか当たりはあるのか?

2008年12月28日日曜日

242 新宿御苑 - 輪 Standing Bar WA! ☆☆☆★★

新宿三丁目は立ち飲みの新しいメッカとなりつつあるようで、善し悪しはともかく数はたぶん蒲田に次いで多いんかな。

数が多いとは言え、食指の動く店は少なく、ここも歩いていて偶然見つけた店。角打ちなので無条件に入店。200〜300円でいろんな酒が飲める。決して悪くない。ただ地理的に来にくいのがネックかな。

トイレはあるのかどうか不明。

241 赤羽 - 立ち呑み処 三代目順貴 ☆☆☆☆★

立ち飲ミストとしての勘が少しは身に付いてきたのか、なんとなく「におう」路地が分かるようになってきたかもしれない。

ここもそう。なんとなく、普段は通らない横丁を入ってみたら出来ていた。カウンターだけの店で、店構えだけだと立ち飲みかわからない、神田「あわどり」みたいな感じ。いかにも初心者なように見えたのか、いかにも美人なママがお店のシステム(といってもキャッシュオンなだけ)を説明してくれた。アテはだいたい300円が限界で、手作りなのでおいしそう。

我々も今日は先が長いので次へ。あ、トイレは最新式でとっても綺麗。

2008年12月27日土曜日

240 湯島 - KADOYA ☆☆☆★★

友人と会ったりしながらも、隙を見て新規開拓は怠らない。うーん、なんという自己満足 笑

角屋という名前からも分かるかもしれないが、サントリー角瓶のハイボールがメインなお店。入り口付近がスタンディングコーナーということで、立ち飲める。カウンターの高さに合っていない椅子があるけど、もはやこれは荷物置き。スタンディングだとチャージなし。

期待していたほどではなかったけど、角瓶党の我が父が通っていそうでちょっと興味深い。

2008年12月26日金曜日

239 神田 - Tail's ALE HOUSE ☆☆☆★★

神田の名店「バー ロブロブ」の跡地に出来た店。内装はほぼそのまま。

まいったな、ほぼ書く事が思いつかん。この店を出た後、どうやって家まで帰って来れたのかは自分でもよく分かっていない。マスターが神田ブラッセルの元店長さんだとか。

238 神田 - あたりめ ☆☆☆★★

ロブロブの跡地に出来た立ち飲みを訪問する前に、立ち飲みを見つけたので入って行く。

カウンターのお姉さんがなかなか気さくで面白い。置いてあった韓国海苔を食べていたら「あーそれ百円!」と言われた。何も値札もなく置いてあるだけだったのでサービスかと思ったんだが。

そろそろ記憶がヤバい。

淡路町 - けむり ☆☆☆★★

ちょっと歩いて淡路町。正確な場所を覚えていなかったので、とにかく路地をクネクネと進む。

一階部分は立ち飲みと聞いていたのだが、椅子がしっかり入っている。なので軒数にカウントしないが、紹介ということで。

料理も酒もしっかり高い。クリスマスなのでカップルもちらほら。来るなら座りとしっかり割り切って来るしかないな。でもフロアの男の人はなんだか執事のような丁寧なイメージ。

237 神田 - ファイト酒場 ☆☆★★★

「神田100 Dining」の跡地に出来ていたこの店。この店ができた事よりも,「100 Dining」がつぶれた事の方がショックは大きい。最近はまったく行っていなかったにせよ、立ち飲みデビューの店だったわけだし。

内装は「100 Dining」を左右反転させたような感じ。つまみも酒も大体300円均一。

帰り際の「ファイト!」は辞めた方がいい。リピーターになる気が失せる。

236 神田 - Bar break ☆☆☆★★

ガード下「スタンドチムニーどんどん」にほど近いところにオープンしていた店。500均のチケット制。男性客だけだからか、クリスマスなのに意外と混んでいる。

せめて神田で働いている間にオープンしていたら、もうちょっと顔を出せたかもしれないな。まぁ、正直あまりピンとこない店だけど。

235 五反田 - 呑ん気 ☆☆☆☆★

五反田では「マノア」と並んで有名なこの店。

アテはだいたい220円で、飲み物は300円程度。料理はおっちゃんが目の前で作っていて、安心できる。さくら水産の数倍上を行く、辛こんにゃくをアテにレモンサワー。今日は先が長いからジャブは軽めにね。

こういう店ってでも好きだなー。ちょっと店内が汚いのがアレかもしれないが。10分くらいであっという間に地元のおじさん衆に占領されてしまった。

常連のあいさつに、御茶ノ水へ。

234 五反田 - ホルモン酒樓 ☆☆☆☆★

元同僚に会いに五反田へ。五反田と言えば、立ち飲みは結構有名である。限られた時間内で、行けそうな店を訪問してみる。

二階建ての建物で、一階は立ち。カウンター以外は椅子があるけど、カウンターはしっかり立ち。店名からちょっと想像できるかもしれないが、中華系のアテが中心。400円程度からあって、量も味もまずます。夕食を兼ねて、ミニチャーハンと青菜の炒め物。ちょっと脂っこい。

二杯飲んで腹もふくれ、次へ。

2008年12月25日木曜日

233 Japan 柏 - Bar PILAR ☆☆☆☆★

急に話がとんとん進んで日本に一時帰国する事に。ということで、柏にオープンしたという立ち飲み新規開拓。

柏という街は、立ち飲みの観点からして不毛の地で、満足のゆく立ち飲み屋がないのである。なので大した期待も抱いていなかったのだが、ここは割といい。内装はまっすぐなカウンターが一本走っていて、広さやかかっている音楽、ワンコインのCDという点からして、千住の「南蛮渡来」を彷彿とさせる造り。今まで柏にはなかったパターンの店かもしれない。

一方で短所も南蛮と同じで、常連のコミュニティはやはり存在する。バーキーパーの方が適度に話を振ってくれるけども、1人で静かにあおりたい酒もある。立ち飲みって本来そういうところじゃなかったっけ。

2008年12月15日月曜日

232 Düsseldorf Kronprinzenstr. - Südstern

日曜日なので飲みに出かける。自宅付近でいいところが思いつかないので遠征に。1月から赴任してくる会社の先輩の家の近くを、散策という名目で調査に。

もともとネットで調べておいた2軒の店は、一方が移転?、他方が完全な座り飲みということで、いきなり苦戦する結果に。結局以前に立ち飲んだ「Zur Acht」という店のはす向かいにあった、この店。

カウンター付近で立てそう。アルトはFrankenheimで1.20ユーロ。この店の後、どこかではしごしようかとも思ったが前半の苦戦の影響もあり、トーンダウン。そのまま帰宅する。なんかついてなかったなぁ・・・まぁ、こんな日もあるか。

2008年12月7日日曜日

231 Düsseldorf Dreieck - Saffran's

日曜日はやはり格好のフィールドワークの日である。と、いうことでさっきの記事の続きで2軒目。

日本と違って、外から一瞥しただけでは立ち飲みと判断できないため、半ば飛び込み営業のように居酒屋に飛び込んでいって、そこで初めて立ち飲みを見つける事の出来るドイツにおいては、やはり立ち飲みストとしての勘が大事になってくる。私とてまだまだ立ち飲み業界では半人前なため、一瞥しただけではわからず(また、ドイツでは店名からして「立ち飲み」であると判断できないため)とりあえず「それっぽい」店に当たりをつけて入って行くという形になる。

この居酒屋も私の勘通り、立ち飲みできる店だった。入り口左手に進むと立ち飲み可能なゾーン。アルトはSchlösserで1杯200ミリで1.30ユーロ。3杯飲んで出る。

***


この店からでも自宅は近いのだが、さらに近い所にある居酒屋「Euler "drei"」に立寄り。小腹も空いていたのでFrikadelle(いわゆるハンバーグ)1.50ユーロをつまみにちびちびビールを5杯。ハンバーグは自家製でとってもうまい。この店は日曜日も営業しているし空いているし、毎週日曜日はお世話になるかも。

[祝渡独後50軒達成]230 Düsseldorf Tußmanstr. - Ab der Fisch

渡独してから50軒目。振り返ってみると「あれ、50軒も行っていたのか」と思うぐらい、あっという間だった。とはいえ、去年日本では年間で180軒も訪問しているという事実に比べれば大した事はないんだけど。

以前からマークはしていたこの店。立地も悪くないし雰囲気も悪くない。それゆえにちょっと値段設定が高め。すなわち、アルトのFrankenheimが1杯200ミリで1.50ユーロは割と高め。それにサービスも割と行き届いてない気がする。何にせよ、入り口入ってすぐの所に立ちスペース有り。

ドイツはほとんどの飲み屋が日曜日も空いていて非常に重宝。おまけに空いてるし。

2008年12月5日金曜日

性懲りもなく

またも終電を逃してしまった。1時55分の電車を逃すと、歩いて帰らなければならないのだ。誘われるとどうしても飲みに行ってしまうこの体質、どうにか治しておきたい・・。

歩くと約30分ほどで我が家なのだが、さすがに今回は限界。ドイツで初めてタクシーを使ってしまった。円高のおかげで850円くらいで帰れたけど、案の定タクシーに折り畳み傘を忘れてきた。あーーー。なんか一本ネジが抜けるのね、飲んで帰った時って。自重せねばなぁ。

2008年12月3日水曜日

229 Deutschland Wuppertal - Wuppertaler Brauhaus

あーやだやだ。すっかり記事にするのを忘れていた一軒があった。もう二ヶ月も前のことだ。ゲルゼンキルヒェンというちょっと遠い街に(電車で2時間近く)面接に行った帰りに寄り道したんだった。

さすがビールの国とも言うべき広大なビアホールは割とドイツのイメージとして有名だが、ここの居酒屋はちょっと違い、何しろ「元市民プール」という変わり種なのだ。いわゆるプールサイドの部分は椅子席になっていて、浴槽の中が広大なカウンタースペースになっていて、そこで立てる。床こそフローリングだが、壁には昔ここが浴槽だったことを示すタイルが見える。2階の元更衣室もうまくテーブル席に改装してある。経営難に陥ったこの市民プールという建物自体をどうにかして残しておきたいという地元の人々の願いでこうなったらしい。

ビールはデュッセルドルフとは違って普通の500ミリのジョッキで出てくる。もう味も銘柄も忘れてしまったけれど。

228 Düsseldorf Stockkampfstr. - WENMAKERS

さて12月。新しい仕事も始まり、なかなか飲みに行く機会も減るだろうと思っていたらそうでもなかった。仕事は夕方までだし、職場は「世界一長いバーカウンター」と言われるデュッセルドルフの旧市街にほど近いところ。でも旧市街は酔っ払いも多く、また一杯の値段も高く、1人飲みには向いてない。あそこはみんなで行って騒ぐ所だ。

混んでる店とかは基本的に敬遠したい自分としては、自宅付近で探すのが良い。日本だと、居酒屋って言うと駅の付近にあるものだ。立ち飲み屋だって基本的には駅から近い立地の方がいいとされているし、実際駅の近くに集まっている。ドイツはその点まったく逆で、レストランやバーは基本的に都市部であれば、至る所にある。もちろん田舎はその限りではないが。

つまり、デュッセルドルフの繁華街(=旧市街)が東京で言う「池袋」だとして、自分が住んでいるのは「目白」の駅からちょっと歩いた住宅街の一軒だとする。そこで飲みに行こうと思った場合、池袋に行くか、最低でも目白の駅前までは行くはずだ。それがドイツになると、その辺の近所の軒先がそのままレストラン兼バーになっていて、食事も出来るし一杯飲むだけでもいい。東京の街中で、コンビニが一軒あるような間隔で、レストランやバーがあるのだ。

この記事のお店の訪問によって、自宅付近の居酒屋はほぼ完封したつもりだったのだが、まだまだ歩けば見つかるのがドイツ。徒歩圏内にまだ5軒は確実に訪問すべき課題店が見つかった。嬉しいやら何やら。入り口付近が立ち飲みスペースで、アルトはSchlüsselで1.40ユーロ。お店のおっちゃんは多分バイエルン人。