2009年4月27日月曜日

250軒到達に向けて

今年に入ってからしばらくペースダウンを強いられてきたのだが、ようやく250軒訪問という節目に差し掛かっているようである。

思えばちょうど2年ほど前の三月、大学を卒業するとともに立ち飲み訪問は本格化していった。
ルーキーイヤーの一年目は、すばらしい業界の先輩方の助けもあって、一年で180軒を踏破することができた。

ドイツに来てからも、月に5軒の新規を獲得し、自らのノルマは到達していったけれども、年末~今年にかけて仕事が本決まりしたのをきっかけに、ペースが落ちる。2月・3月は、まともに飲みにすら行けなかったくらい。

まだ250軒目を見定めているわけではないが、目星は付いている。自宅から北西に進んだところにバーが2軒あり、早ければ今週末には達成となるだろう。とはいえ、250という数字はただの数字に過ぎず、詰まるところ軒数がすべてではないのも確か。その一軒一軒の、立ち飲みを見つけた時の小さな喜びのためにすべてはあるように思える。

何にせよ、今まで有難うございました。そして、これからもよろしくお願い致します。今のまま生活が順調に進めば、向こう10年単位でドイツに残ることも当然視野にあり、デュッセルドルフのほぼすべてのバーを踏破するような”偉業”という目標も携え、努力を続けていきたいと考えています。

2009年4月20日月曜日

249 Dreieck - Alte Burg

二軒目。さっきの店の目と鼻の先にある。さきほど一軒目で、近くに立っていたおっさんと二軒目でも遭遇してしまうという恥ずかしい経験をした店でもある。

カウンター周りで立ち可。アルトビールはフランケンハイムで1.20ユーロ。

ここでは3杯飲み、計7杯(1.40リットル)飲んだことになる。こんなに飲んだのもかなり久しぶりになってしまう。今までだったら、大した量じゃないのに・・。

248 Dreieck - Landskneeht

もう、本当に久しぶりに新しい立ち飲みに行けた。やはり日曜日は狙い目か。でも調子に乗って二軒はしごしたのはあまり良くなかった。

一軒目。普段通らない道を、さらに通らない北へ進んでみる。そうやって見つけたのがこのバー。カウンター周りが立てそう。アルトビールはシュルッセルの1.40で平均ちょい高め。ないと思っていたシュルッセルを出すバーが近所に三軒も見つかってしまった。

一人で飲むのもすごく久しぶりで、いろいろと思いをめぐらす。ちょっとしたトラブルで、一度日本に帰らなくてはいけなくなるかもしれず。まぁ帰ったら帰ったで、立ち飲みに通えて嬉しいけども。。。

3杯で次に行くつもりが、4杯に。こういうのが後を引いてくる。

2009年4月16日木曜日

原点回帰

立ち飲みに関する記事がとんと増えていかないのには、理由が少なからず、ある。

1. 仕事。ほぼ毎日定時ダッシュとはいえ、家に帰って夕飯を作ればもう8時前。朝が早いので10時過ぎには寝てしまう生活が続いている。

2. 向上心の欠如。よくない考え方で、いかにも若い考え方かもしれないが、「どうせ立ち飲みにいくなら常に新しいところへ」とドイツに来てから考えるようになってしまった。新規開拓も大事だが、まずはお気に入りの店に通うようにしなくては・・・。

まぁ少なからず、日本とは立ち飲みに関する環境が違いすぎるのも原因のひとつであろう、と考える。完全な立ち飲みは存在しない国だし、ビールも若干飽き始めてきた。常連だけの排他的な空気がない、という点では、日本よりも間口が広いのだろうけど。

2009年4月7日火曜日

白いアイツ

ドイツ人は、この季節になると春の訪れとともに、心躍らせて待ち望むものがある。

それは、白アスパラ(Spargel)。ドイツのが世界で一番おいしいと言われ、その季節感を楽しむために収穫期間がきっちり定められるほど。うわさでは、「シュパーゲル、もう食べた?」が春の挨拶らしい。

通常アスパラガスといえば、日本では緑が一般的だが、ドイツ語でわざわざ「緑のシュパーゲル(Gruenspargel)」と言う位だから、それにかけるドイツ人の意気込みが感じられる。

私もこのシュパーゲル、春の大好物なのだが、ドイツで伝統的に食べられている「オランデーズ・ソース」があんまり好きじゃなかったりする。オランデーズとは、まぁ簡単に言えば暖かいマヨネーズみたいなもの。これがどうも苦手で、日本人なのでつい醤油をかけて食べてしまうけど、神の啓示で「ゆず胡椒」という案が出た。今日早速買いに行こうっと。


いかにも雑記らしくて満足。